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洋楽の歩き方~since1987~

洋楽歴30年超のまもなく50オヤジが、今までの音楽生活について語るブログです。
初めて洋楽を聴いた「1987」年から、90年代の半ばぐらいに巷でよく流れていた洋楽曲を中心に、
今と昔を行ったり来たりしながら、綴っていきたいと思います。

1985年のヒット曲。全米1位、全英2位、AJT1位(年間13位)。

アルバム「Hunting High And Low」(ハンティング・ハイ・アンド・ロウ)に収録。
 
ハンティング・ハイ・アンド・ロウ(デラックス・エディション)

 

今さら言わずもがな、ノルウェー出身3人組のデビューシングル。
疾走感のあるドラムのリズムパターンで曲が始まり、
「パラパラッパパッ…」のメロディで一気に開けたと思ったら、
サビでは、徐々に天に登るかのようなモートンのハイトーンボイス。
イントロからサビに至るまで、どこをとっても言うことなしの、
エイティーズ洋楽を代表する1曲ですね。
 
あと、スケッチ風のアニメと実写を融合させたビデオクリップも話題に。
私がこの曲を初めて知ったのは、日本で放送が始まったばかりの「MTV」のテレビCM。
当時のヒット曲のビデオクリップが、次から次へと1曲数秒程度で
連続して流したもので、その中にこのA-haの曲が入っていたかと。
時間にして、サビの部分わずか5秒ぐらいだったと思いましたが、
こんな映像と曲があるんだと、かなり驚いたことを覚えています。
 
昨年、日本独自のシングルコレクションが発売されたタイミングで、
来日公演が予定されていたのですが、このコロナ禍で中止に。
今年に振替となったものの、これも中止になり、来年に延期…。
私も来日公演は興味があったのですが、とても残念…。
しばらくはこのCDを聴いて、次の機会を待ちたいと思います。
 
グレイテスト・ヒッツ-ジャパニーズ・シングル・コレクション-

それでは、今から36年前のヒット曲、A-ha(アーハ)の「テイク・オン・ミー」を聴いていただきましょう。

おなじみのバージョンに加えて、オリジナルの84年バージョンも貼り付けてみましたので、聴き比べてみてください。ではまた次回。

 

 

1984年の作品。ラジオの洋楽番組のテーマ曲。

アルバム「Night Lines」(ナイト・ラインズ)に収録。

 

 

ジャズ、フュージョンのみならず、映画音楽の巨匠が、

1984年に発表したアルバムのタイトルトラック。

なぜ今回、このインスト曲を取り上げたかというと、

1987年当時、tsuyon少年が聞いていたAMラジオの洋楽番組、

「全国ポピュラーベストテン」のテーマで使用されていたからなのです。

 

全国ポピュラーベストテンは、番組タイトルを変えながら、2006年まで44年間も続いたヒットチャート番組。

当時、洋楽情報が少なめの地方在住の私にとっては、貴重な情報源の1つになっておりました。

新潟では日曜の夜12時に、この曲をバックに八木誠さんのDJで番組がスタート。

放送時間が深夜ということもあり、夜空をイメージさせるこの曲がとてもマッチしていましたね。

翌日は朝早くから学校なのに、あの曲は何位になったかなと、毎週夜更かししながら、楽しみに聞いていたことを思い出します。

 

ちなみにこのチャート、昔、私がラジオを聞き取りしながら残していた若干のデータがあるので、日本でのヒット状況の参考として、チャート最高位なども載せてみようかと。

中には、実際のヒット具合と少しずれているところもありそうですが、

そこは、当時ヒットしていた雰囲気だけでも感じ取ってもらえればと思います。

 

それでは、全国ポピュラーベストテンのテーマ曲でも流れていた、

デイヴ・グルーシンの「ナイト・ラインズ」を聴いていただきしょう。

あの頃のトップ10にはどんな曲が入っていましたか? ではまた次回。

 

 

1989年のスウェーデンの曲。邦題は「夜にはぐれて」

アルバム「Where Were You Last Night」(邦題:夜にはぐれて)に収録。

 

この年にデビューしたばかりのスウェーデンの女性シンガー。

すでに本国では2曲シングルヒットを出している中で、ここ日本でのデビューシングルがこの曲。

アイドルデュオのWINK(ウインク)が、89年に「夜にはぐれて」のタイトルでカバーしていたことで、遠く離れた北欧の1曲が、日本で取り上げられることになりました。

 

ただ、当時WINKがカバーしたこの原曲の情報が少なくて、いったい誰が歌っているのだろうと、雑誌やCDショップを探し回ること数週間。

たまたま入ったCDショップで、大きく「オリジナル盤」と書かれた短冊形のCDシングルを見つけて、大喜びした記憶があります。

 

当時の北欧系の曲特有の、少し寒々しいというか、冷たい空気を感じさせるシンセサイザーの音色にのせて、ドラマチックに展開する曲。

日本でもファンの多い、哀愁ユーロビートの名曲の1つでもあります。

ちなみに、WINKのカバーでも哀愁感はありますが、少し早めのテンポで、厚めのロックアレンジが加わっていて、また別の印象がありますね。

 

では今から32年前にリリースされた、アンキー・バッガーの「夜にはぐれて」を聴いていただきましょう。WINKのカバーバージョンもあわせてどうぞ。ではまた次回。