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洋楽の歩き方~since1987~

洋楽歴30年超のまもなく50オヤジが、今までの音楽生活について語るブログです。
初めて洋楽を聴いた「1987」年から、90年代の半ばぐらいに巷でよく流れていた洋楽曲を中心に、
今と昔を行ったり来たりしながら、綴っていきたいと思います。

2000年のヒット曲。全英1位、全米33位、APB1位(年間1位)。

アルバム「Crush」(クラッシュ)に収録。

 

 

前作のアルバムから約4年ぶりのミレニアムシングル。

プロデュースは、バックストリートボーイズで一躍名を上げた、スウェーデンの名プロデューサー、マックス・マーティン。

かつての「リヴィン・オン・プレイヤー」を彷彿とさせるような、トーキング・モジュレーターを使った「ワウワウ」や、「トミーとジーナ」が登場する歌詞も話題になりましたね。

 

この曲の一番の聴きどころは、やっぱり「イッツ・マイ・ラ~イフ…」から続くサビの部分のところでしょう。

「これが俺の人生さ。命ある限り精いっぱい生きたいんだ」という歌詞は、まるでこれまでの彼らの生きざまを見せているかのよう。

1度聴いただけで耳に残るぐらい強力なフレーズになっていますね。

 

そんな彼らの熱意が通じたのか、イギリスと日本では大ヒット。

アメリカでは伸びがいまいちでしたが、アルバムの方はヒットを記録。

個人的に、ボン・ジョヴィは94年のベスト盤でひと区切りついた感がありましたが、この曲を聴いた瞬間、あのボン・ジョヴィが帰ってきたぞと、わくわくしたことを覚えています。

 

それでは、今から21年前のヒット曲、ボン・ジョヴィの「イッツ・マイ・ライフ」を聴いていただきましょう。ではまた次回。

 

 

1999年のヒット曲。全米6位、全英1位、APB1位(年間6位)。

アルバム「Millennium」(ミレニアム)に収録。

 

 

主に90年代半ばから2000年代初めにかけて、世界各地のヒットチャートを賑わせていたボーイズグループ。

93年にアメリカでグループを結成しながら、最初にヒットしたのは、ヨーロッパでリリースした95年のデビューシングル。

その後、97年の2ndアルバムがようやくアメリカでもヒットして、凱旋帰国できたという、苦労人グループでもありました。

 

この曲を手掛けたのは、バックスを初期の頃から支えた、スウェーデンの名プロデューサー、マックス・マーティン。

男女の別れを示唆するような歌詞でありながら、程よいテンポに合わせた見事な5人のハーモニーで、どこか清々しさを感じさせる佳曲。

それまでバックスは、さほど目立つ感じもなく、当時数多くいたボーイズグループの1つ程度の印象でしたが、

この曲をきっかけに、ティーンズポップから大人のグループに成長して、ボーイズグループの一群から頭ひとつ飛び出した感じがありましたね。

 

あと、ここ日本で、彼らの名前が広く知られるようになったのは、この曲あたりではなかったかと。

99年のテレビドラマ「彼女たちの時代」の挿入歌として、この曲を含む彼らの曲が流れていましたしね。

 

それでは、今から22年前のヒット曲、バックストリート・ボーイズの「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ」を聴いていただきましょう。ではまた次回。

 

 

 

1995年のヒット曲。全英3位、全米60位、APB1位(年間13位)。

アルバム「Scatmans World」(スキャットマンズ・ワールド)に収録。

 

 

もともとはアメリカでジャズミュージシャンとして活動。

その後、ドイツに渡り、ターニングポイントになったのは、彼がなんと50歳を過ぎてからのこと。

プロデューサーから、スキャット(ジャズでアドリブ的に歌うテクニック)とテクノサウンドの組み合わせを提案され、できあがったのがこの曲でした。

 

テンポ早めのダンスビートにのせて、早口言葉のようにスキャットをまくしたてるこの曲。

サビの「ぴーばっぱぱらっぽ…」のリピートも加わって、1度聞いたら耳に残るぐらい、とにかくインパクトあり。

見た目はスタイリッシュないで立ちなのに、コミカルな曲というギャップも目を引くものがありましたね。

 

ドイツでヒットしたこの曲は、その後イギリスを経由して、ついに日本にも上陸。

日本でも、確か95年、96年あたりは猛烈にプッシュされていたかと。

この曲をきっかけに、化粧品やプリンのCMソングで彼の曲が流れるようになり、その名前が一気にお茶の間に浸透したように思います。

そういえば、加トちゃん(加藤茶)もカバーしてましたっけね。

 

では、今から26年前のヒット曲、スキャットマン・ジョンの「スキャットマン」を聴いていただきましょう。ではまた次回。