初めての産院 パート2 | 年子母の気ままな日常

初めての産院 パート2

産院でまずきかれること。



「産みたいですか? それとも・・・」



必ずきかれることだけど、ドキッとする。



まず妊娠検査をして、確定すると、

「おめでとうございます!」

の次に出てくる質問。




産みたい人も産みたくない人も、

産みたいのにできない人も、

全て一緒くたに産院に放り込まれるというのも、どうなのかと思う。



事実、産みたい以外の人は、

お腹の大きな、幸せそうな妊婦のわきに座るのがいたたまれないという。




私の会社には、10年前から不妊治療をしている人がいて、

私が入社したころからの大先輩だった。


結婚はしたけど、当分子供は先だと思っていた私だったが、

「実はできちゃった」という感じで妊娠して、

どんどんお腹が大きくなっていった。



私は、会社に妊娠報告をするのが、とても嫌だった。

その先輩は、おめでとうと祝ってくれるのがわかっていただけに、

いつまでたっても言い出せなかった。

結局、その先輩は、私の出産前に退職したのだが、

もし先輩が今も会社にいたとしたら、

こんなにオープンに親バカしていられなかったかもしれない。


会社に報告したのは、実に妊娠5ヶ月間近!

それまでは、はちきれそうになりながらも制服のスカートをはき、

(冬だったので、上着で隠すことができた)

戌の日を境に、会社への報告をすませ、

マタニティを着て仕事をし始めた。

つわりのつらい時期、会社の人たちに愚痴をこぼせなかったのも、

こういう経緯があったから。



その先輩、何にも悪いことしてないのに、

私なんかに気を使われて、

どんな気分だったんだろう。



私からは、どんな励ましの言葉もかけることはできない。


子供がいる人間には、永遠にわからない苦しみなのだろうから。



その先輩に、子供が出来るのを祈るばかり。