この先ずっと、ワーキングマザー?
妊娠が発覚した時点から、仕事を辞めるつもりは、微塵もなかった。
あったとすれば、周囲の意見に、
「仕事は辞めるんでしょ?」
という意見が、多かったことだった。
私とダンナの給料は、はっきりいって安い。
社内結婚なので、ダンナの給料形態もよく知ってるし、
今後、どれだけ昇給の見込みがあるのか、
給与アップの見込みがあるのか、
現実的なことも、はっきり見えている。
そんな我が家の実態を知っているはずの
舅と姑も、
私は仕事を辞めるものだと思っていた節がある。
私の住む地域は、共働きの多い地域。
それでも案外、乳幼児を預けてまで働く母親に、
好意的ではないのが現実なようだ。
そんな周囲の声に反対するために仕事を続けることに決めたわけではないが、
確かに、それらの重圧に対する抵抗もなかったとはいえない。
私は、つわりもひどかった。
何をしていても、激しい吐き気がつきまとっていた。
仕事がなかったら、一日中、起き上がることすらできなかったかもしれない。
仕事への責任感だけが、そのころの私を動かしていた。
そんなぎりぎりの生活を送る私の体の中でも、順調に育つ
たくましい子供の存在も、励みになった。
自分が子供に育てられているような気もした。
それは、子供を産んだ今も同じ。
子供がいることで、私は選択をせまられた。
仕事を続けるのか、育児に専念するのか。
でも、私は仕事をすることを選んだ。
本当の意味の両立はありえないと、わかっている。
少なからず、両方を犠牲にしていることも。
でも、仕事を選んだからといって、
ダンナや子供への愛情が減るわけではない。
むしろ、忙しいからこそ、愛情がなければ
子供は育たない。
その選択を選ぶのは自分だった。
そして、そのめまぐるしい日々を選んだ自分のことを、
敏感な反応で審査してくれる、子供という存在。
育児=育自
周囲の声は、気にしないこと。