甘草湯の生きる道 クラシエ甘草湯は甘草8.0gのみをエキス化した単純な処方である。はっきり言ってこれ単剤では殆ど使い道がない。しかし私の診療にこの方剤はなくてはならない。それは半夏瀉心湯に加味して甘草瀉心湯として使うからである。その時は1日量の1/6(甘草量として1.5g)分3で半夏瀉心湯に加味して投与している。甘草瀉心湯は非常に応用範囲が広く、即効性がある。甘草湯がなければ甘麦大棗湯合半夏瀉心湯でも代用できる。 応援クリックお願いします。 にほんブログ村