女性も受け入れる | 漢方1日1歩のブログ

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1日生きるとは1歩進む人生でありたい(by湯川秀樹)の言葉のように、傷寒論や類聚方広義、勿誤薬室方函を参考に1日1歩づつ漢方医として成長していきたいと思っています。(実際に患者に処方するにあたっては添付文書を参照され、自らの診断と責任でご処方ください。)

本日漢方先哲誕生日

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 亀井昭陽は1773年9月27日永富独嘯庵の3傑の一人亀井南冥の長男として生まれている。亀井南冥が儒と医を兼ねたのに対し昭陽は儒として生きた。亀井南冥が政争に敗れ藩校が大火により焼失し廃止となった後は私塾亀井塾で多くの後進を育て、徂徠学に朱子学を取り入れた亀門学を大成させた。門人には、広瀬淡窓、広瀬旭荘がいる。また亀井塾は身分性別を問わない学風で女性の原采蘋(原古処の娘で儒学者)や高場乱(眼科女医)を育てた。男尊女卑の当時としては画期的な学風でこれこそ亀井昭因、南冥、昭陽3代で築いた自由な学風の亀井塾の魅力を最も伝えているように思う。


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