SSA巨大キツネ祭りのベビメタを観てからというもの不安を拭えない。
レッチリやガンズンのサポートアクトをやって多くを学んだということはSSAでよくわかった。
ドラムやギターの音が今年の初めに聴いた時よりガンズンに近くなっていたから。
重くて太い、身体を震わせる海外のヘビーロックの音だった。
スラッシュのギターテクニックはすーごーいと思うんだけど、若いころの音のほうが
私には良かったし、老成の?達観の?域にたどり着いたギターのリフに畏怖が先に立ち
ワクワク感ではなかった。
2ndアルバムは寿命のつきそうな恐竜のようなメタルの図鑑だったが、
今年のサポートアクトで見事にステージもトレースして学び取り、さらにメタルに染まったわけだ。死にか け の 。
だから不安なのだ。
メタルゴッド達がベビメタを好きになったのは、2ndアルバムの METAL RESISTANCEじゃない。
1stアルバムのBABYMETALじゃないか。
メタルゴッド達は自分達の音楽に先がないと見てるとしたら、BABYMETALのメタルを再生出来そうな驚きのあった1stアルバムBABY METALに期待してるはずだ。
東京ドームの2日目も、SSAの2日目も1stアルバムからの曲が多くてよかったと思ってる。
なのに音がアレでは完全にオーソドックスなヘビーメタルじゃないか、ならばメタルとともに死ぬのか?
ヘビーメタルの道を極めてメタルの戦士を讃えながら殺す死神ワルキューレ。自らも棺桶に脚を突っ込んで死ぬわけではあるまい。
メタルより、厄介なアイドルという巨大巣窟に三人のワルキューレ達は立ち向かえるのか?
BMD、ドキモ、いいね!、ウキミ、あわだま、YAVA!、すぅソロ4曲、BBM曲の先を進むBABYMETALが観たい。全てはコバメタル次第。
コバメタルと共に討ち死にするとしてももはや心残りなどない。
ワクワクしたいんだよ