ステージでのSU-METALとYUIMETALは神、ともすると、観ている人が憧れても到達できない高みで演技している。
SU-METALはゆいもあより後ろで歌っているので、見る位置によってはゆいもあしか見えない。
たまにSU-METALが前に出てくると、大男もなりふり構わず観ようとするので後ろの人はやはり見えないのだ。

そんな時に、MOAMETALが微笑んでくれたりすると、有難うって言いたくなる。

YUIMETALとMOAMETAL、同じようにダンスを踊っているように見えるが、慣れてくると2人の見分けがついて、ダンスの魅せ方の違いがわかってくる。
YUIMETALのマネはSU-METAL以外他の誰にもできない。
サウンドに確実に乗ってダンスする。
不思議な無駄があるのがSU-METALで、
無駄がないのがYUIMETALだ。2人には神の狂気や残忍さすら感じることがある。
そして人が、アイドルが、限りなく練習して到達できるダンスレベルがMOAMETALなのだ。ただしMOAMETALは笑顔がキラースマイルとでも言おうか眼を合わせると心を持っていかれてしまう悪魔だからYUIMETALianとSU-METALianはくれぐれもMOAMETALの誘惑にはまらないようにしたい。
MOAMETALianになったものは広大なアイドル界に足を踏み入れ二度とこの場所に戻ってくるものはない。
MOAMETALを見つめ続けた時、神に求める完成度とか奇妙さではなく、人としての安らぎ、可愛さこそ優先されてしまうのだ。

人は、神より悪魔に近い存在なのかもしれないな。

君がまた神を必要とするとき、戻ってくれば良い。

BABYMETALを見ている限り、神と悪魔と人の世界が渦を巻いて君をつつんでくれるだろうから、天界を見るのも地獄を見るのも、選ばずに人の世界にいるのも許されるだろう。

ただし、そのように見せかけておいてやはりYUIMETALが神も悪魔もあなたをもコントロールしている可能性は高い。

MOAMETALの笑顔はキラースマイルだが
YUIMETALが少し上を向いて、ニコッとした瞬間、時間は止まっていることを知ってるのは私だけかもしれない。