癌発覚まで | こじさんの精巣腫瘍、その後の骨髄異形成症候群闘病記

こじさんの精巣腫瘍、その後の骨髄異形成症候群闘病記

2008年4月に精巣腫瘍と診断された彼の、彼女目線の闘病記。治療を終えてから綴り初めて記憶が曖昧なところも多いのですが(泣)
2013年、入籍した直後に骨髄異形成症候群になり臍帯血移植。その後、脳炎の影響で高次脳機能障害に。

私(ようちゃん)と彼(こじさん)は、札幌駅近くの居酒屋でのアルバイトがきっかけでお付き合いするようになりました。

今から約4年前…
付き合った当初は大学生だったこじさんも就職し、同棲を1年くらいしてから入籍するかぁって話になり、付き合って3年たった2007年の春、お互いの通勤に便利な札幌の中心部の近くに部屋を借りて一緒に住み始めます。
この年の秋頃、こじさんがタマが痛いと言って泌尿器科へ行き炎症を抑える薬をもらう。この時は痛みがあったらしいので、ほんとにただの炎症だったと思う…
でも、もういつから睾丸が大きくなっていたのか覚えてないけど、この頃はすでに大きくなっていたはずあせる
年明けて2008年、左の睾丸だけが大きくて卵大くらいの大きさ。色もおかしいし、病院に行って!!と何回も言うけど「痛みもないしなんともないよ」と言われて、本人が言うんだから仕方ないかと無理強いはしませんでした。
今になって思えば引きずってでも病院に連れてけばよかったあせる
でもやっぱり泌尿器科って行きづらいですよねダウン特にまだ若い人はあせる
でも日に日に大きくなる左の睾丸…色も紫っぽくなって明らかにおかしい!!
3月になってから、変な乾いたような咳をずっとしていて、市販の咳止めを飲んでも全く効かず、風邪長引くねぇ~なんて話をしてたのですが実はこれは肺に転移してた腫瘍が原因だったんです。息苦しいって横になったりもしてたし。
なんてのん気な当時のあたしショック!ショック!ショック!
まさか癌なんて思いもしなかったのでしょぼん
あたしには言わなかったけど、実は彼、血痰出たりしてたらしいんです。
後からそれを聞いてびっくりショック!!!!!!!
こんなにもこじさんの体は症状が出ていたのに、無知ってコワイ…
しつこいけど、まさか癌なんて思わなかったので、でもとりあえず病院に行かなきゃ!と思いすぐ近くのGセンターに泌尿器があると聞き、彼が休みの日に勝手に予約。2008.4.3
北海道Gセンター受診
精巣腫瘍と診断され次の日から即入院して下さいと言われる。
この日電話でこじさんからこの事を聞かされるのですが全然実感なく。。電話にうん、うん、わかった。しか言えず、とりあえずすぐこじさんママとうちの母に電話して、入院に必要なものの買い物に行きました。

精巣腫瘍の転移は、最初リンパ節にいくことが多いのですが、彼はリンパは大丈夫で肺でした。
こじさんは、手術するならリンパより肺の方がいいと言っていたけどガーン

実は入院することになったGセンターは、一緒に住んでいたマンションのすぐ横にあって徒歩1分ってゆう、とても通いやすい場所にあったのでいつでも会いに行けると思うと少し不安は減りました。

それまで身内に癌になった人がいなかったので、抗がん剤治療と聞いてもピンとこない感じでしたが、こじさんがとても落ち着いていたので(あたしの前だから頑張ってくれてたのかもだけど)すごく助かった。

!!保険と病院選びってとっても大事ですよ(゚Д゚)

保険は結婚したら入ろうと思ってたけど、最低限のしか入っていなかったので、これで癌保険に入っていたらかなり楽だったろうなって。
まぁ結果命があればなんでもいいのですがラブラブ

ガッツリ手厚い保険に入ってると案外健康だったりするものですよねニコニコ

健康第一キラキラ
話が反れましたが、次は1回目の手術から書きたいと思いますパー