悪魔のようなフィルム
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よっぱ

贅沢に育てることはいいことか?
絶対音感があるように、絶対舌感はある。
しかし、全能舌を持つものは音感を持ってるとは限らない。
親としてしかしどの可能性も伸ばせるようにと、どちらも学ばせることはスペシャリストへの道に続くのか?

しかし、どんな本も見た瞬間に記憶できるという天才がいるが、彼らにニュートンやアインシュタインのような発見ができるかといえば別問題。つまり、あらゆる能力を引き伸ばすことは、特定の分野の能力を発揮する機会を失わせているかもしれないのだと思う。
  • ふたり「しのぎあい、果てなき絆~日本料理人・山本征治×奥田透~」
  • 世界が注目する日本料理界の雄、山本征治さんと奥田透さん。二人は兄弟弟子で究極のライバル。はも、鮎、大うなぎなど、初夏の食材に挑む二人のしのぎあいと絆の物語に迫る
  • 世界が注目する日本料理界の雄がいる。“世界最先端の料理の1つ”といわれ「世界のベストレス トラン50」に日本料理として初めて選ばれた山本征治と、レストランガイド「ミシュランガイド」で3年連続三つ星を獲得、王道の料理で海外にも知られる奥 田透だ。ふたりは同じ料亭で修業をした兄弟弟子で究極のライバル。日本料理の食材がもっとも豊富な初夏。はも、あゆ、大うなぎに挑むふたりの“しのぎあい ときずな”の物語に迫る。
  • 出演 【出演】日本料理人…奥田透,山本征治,【語り】石田ゆり子
  • スタッフ

2007下半期劇場鑑賞

-10~10点。

5点以上で合格。

マイナスは増えるほど“ダメ映画だが、観る価値はあった”。



1. 【2】ダイ・ハード4.0

2. 【3】ボラット

3. 【5】ボルベール

4. 【4】アポカリプト

5. 【0】恋愛睡眠のすすめ

6. 【2】クロッシング・ザ・ブリッジ

7. 【3】あるスキャンダルの覚書

8. 【5】パパにさよならできるまで

9. 魔笛

10.今宵、フィッツジェラルド劇場で

11.レミーのおいしいレストラン

12.ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

13.ドレスデン、運命の日

14.甘い生活

15.トランスフォーマー

16.河童のクゥと夏休み

17.街のあかり

18.天然コケッコー

19.ルネッサンス

20.怪談

21.腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

22.カート・コバーン アバウト・ア・サン

23.毛皮のエロス

24.プロヴァンスの贈りもの

25.落穂拾い

26.アコークロー

27.サウスバウンド

28.リトル・チルドレン

29.デス・プルーフ

30.プラネット・テラー

31.エディット・ピアフ

32.ミス・ポター

33.犬神の悪霊

34.長江哀歌

35.逃亡前夜

36.奴らは今夜もやってきた

37.廃校綺談

38.木霊

39.花子さん

40.タイムスリップ

41.楳図かずお恐怖劇場 蟲たちの家

42.スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ

43.シッコ

44.サッドヴァケーション

45.インランド・エンパイア

46.グラストンベリー

47.ゲームの規則

48.悲情城市

49.恋とスフレと娘とわたし

50.インベージョン
51.ジャーマン+雨

52.永遠と一日

53.ユリシーズの瞳

54.ボーン・アルティメイタム

55.さらば、ベルリン

56.僕のピアノコンチェルト

57.酔いどれ詩人になるまえに

【9】スペースバンパイア

・【9】スペースバンパイア 1985 トビー・フーパー


この映画はおもしろいとか以前に少年時代のトラウマである。



「スポンティニアス・コンバッション」と同様に

基本は主人公目線で周りが信用ならないように感じるように作られている。

が、途中から主人公自身が錯乱してくるので感情移入できなくなってくる。

構造を持ってる。


この路線のトビー・フーパーは最強である。

そして悲しみのカタルシスを得る。


涙を流すしかない。

【6】死霊伝説 完全版

・【6】死霊伝説 完全版 1979 トビー・フーパー


フェードが深い(長い)、スタンダード・サイズ、重複するシーンがあることなどを考えると恐らく数回に分けられたテレビものであろう。


と、勝手に仮定するなら

この映画の傑作たる理由のひとつには連続ドラマだったからということが挙げられるだろう。

つまりエピソードがブツ切れなのだ。


不動産屋と運搬業者との間での浮気話など、全く話の本筋には関係なく、しかも中盤あたりで街を出て行くことで途切れてしまうのだ。

映画ではおよそ許されることではないだろうが、毎回起承転結があり、1話あたりの放送に時差がある連ドラだからこそ出来る芸当である。


当然、このエピソードは街の不穏な空気を盛り上げ、街を出て行くものもあれば残るものもある、という予見・伏線にもなっている。



血を吸われ吸血鬼になった少年が窓に現れるシーンや、少年がベッドに死んでいる姿など必見である。

音もなく風になびくこともなく、現れる吸血鬼。彼らはしかし人間の許諾がない限りは窓際でゆらゆらしているしかなく、人間側は窓を開ける誘惑に勝てっこないと分かっていてもそのやり取りに心くすぐられずにはいられない。

死に姿などは、Jホラーは今になってフーパーに追いついたのか?と愕然とさえする。

【5】網走番外地

・【5】網走番外地 1959 石井輝男


顔へのズームアップはアルトマンほど力強くなく徹底されてない。


しかし、囚人たちの踊りシーンというプロットからすると無駄にも思えるが、しかしもっとも映画的な時間というものを彼は知っている。


何にもまして彼の映画は終始活劇であるから心躍らされる。

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