自分の心の中に嫌な感情があったのは確かだ。
昔この道を通ったときに嫌なことが起きた。
そう、自分が交通事故を起こした道だ。
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なのでその道を避けてきた。
できるだけ通りたくなかった。
交通事故を起こしたときの嫌な思いが蘇るからだ。
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交差点での事故。
僕は直進していた、左側から飛び出してきた車が僕の車の左側面に直撃。
牛乳が飛び散り(朝食のパンと一緒に牛乳も飲んでいた)、車の中の物は散らばり、僕の車の左フロントは破壊された。
信号がある交差点だった。
僕は、信号はまだ青だと思い交差点に入った。
相手も交差点に入ってきた。
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随分と前の話だ。僕が30代の頃だ。相手は50代の男性。
幸いお互いが軽傷だった。(一応救急車には乗った。警察にも入ってもらった。)
でもお互い相手が悪いという主張であり、解決まで長引いた。
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最終的にお互いの保険で車を直すことになった。
納得がいかないが、そうなったのだ。
いろいろと事故の原因を考えた。
そういえば交差点の近くにお墓があったなぁ。
何かが憑(つ)いていたのではないか。
そんなことを考えたこともあった。
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でも「この道が悪い」そう思ってしまっているのは自分自身だ。
考えたら、道が悪いわけではない。「嫌だなぁ」と思っているのは自分だけかもしれない。
この数年で、自分の考え方は変わっていた。
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久しぶりにその道を車で走ってみた。嫌な気分は無い。
そうしたら、この言葉が出てきた。「みんないい道」
どの道を走っても僕は嫌な気分にならなくなっているのです。「みんないい道だ」
ではまた
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