6月になった。 6月といえば梅雨ですかね。
僕は雨降りの日も嫌いではない。
それは、雨の日には、かあさんが蛇の目(じゃのめ)でお迎えに来てくれたからだ。
「あっ、これは童謡でしたね(^_^;)」
蛇の目って何でしょう。
蛇の目とは、言葉のとおり、ヘビの目に似た模様の和傘のことです。
昔は傘のことを蛇の目って言っていたみたいですね。
傘のことを、こうもりって言っていた時代もありました。
だから、物の言い方も時代によって変わるのですね。僕は、「アンブレラー」って言っていますが(^^;)
時代劇で、浪人中のお侍さんが傘貼りをしているシーンをよく観ます。
和傘もいいですよね。着物を着て、いきに和傘を差して歩きたいとも思います。
傘もおしゃれのひとつですよね。雨の日を彩る傘の花。
雨が降ると雨傘を開く。 日が照ると日傘を開く。
傘は雨から人を守る。人が雨に濡れないようにしてくれる。
日傘は紫外線から人を守る、人の肌が紫外線に触れないようにしてくれる。
そう、傘は人を助けてくれるのです。
「世の中の傘になれよ」 という歌もありましたが、
これは、傘のように人の役に立つ人間であれということですかね。
僕は、雨の日も晴れの日もどちらも好きなのです。
水不足にならないように雨は降る。そして、太陽は光のパワーを地球に降り注いでくれている。
どちらも大切であり、かかせないものなのです。
雨の日は雨傘。晴れの日は日傘で自分を守りましょう。
今の世の中を見渡してみると、傘が必要なのかなと思うのです。
あなたを傘に例えると、どんな傘ですかね? 洋傘、和傘、番傘、蛇の目、こうもり、ビニール傘、破れ傘?
まずはあなたが傘になり、あなた自身を守ってあげましょう。
あなたの心に余裕ができると、あなたの傘は増えていく、そして傘が必要な人にそっと手渡すこともできるのです。
あなたの傘に誰かを入れてあげてもいい。あいあい傘もいいものですよね(^^)
ではまた
林由人著(幻冬舎)
僕の本の抜粋です。是非お読みくださいね(^^)/
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