アルコール度数 と アルコール分○○% ってどう違うの?

 

①僕の所有する1.8リットルの焼酎のボトルには「25度」と記されています。

 

②冷蔵庫の中にある、350mlの発泡酒の缶には「アルコール分4%」と書いてあります。

 

「度」と「%」?

 

 実は、「度」も「%」も、同じ意味なのです。

 

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 エタノール = エチルアルコール これがいわゆる飲むアルコールです。

 

 (メタノール = メチルアルコール これは、人体にとって有害です。絶対に飲んではいけません。)

 

 つまり、エタノール(エチルアルコール)が、その飲料に、何パーセント含まれているかということなのですね。

 

 つまり、僕が飲もうとしている発泡酒には、4%のアルコールが入っているということなのです。

 焼酎のボトルには、25度と書いてありますが、アルコール分25%ということなのです。

 

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 「%」飲み比べ。

 

 発泡酒の「9%」と「4%」を用意しました。

 

 まず、9%を飲みました。「なるほど、ピリッとうまいね」

 その後に、4%を飲みました。「うん、さきほどのより、(アルコールが)薄いな」

 僕の舌には確かに違いが分かります。

 

 

 

 「まあ、難しいことは考えずに、お酒を楽しみましょう」といって、僕は、缶を「プシュ」って開けて、グビグビと何缶も飲んでしまうのです。

 

 そして、次の日、「頭が痛い」「喉が異様に乾くなぁ」となってしまうのです。

 

 そこで、僕は、冷蔵庫にメモを貼り付けました。

 

 

 このメモ(言葉)により、深酒しないように、僕は1日に、9%の発泡酒1缶だけを飲んでいたのです。

 

 「でも、もう少し飲みたいなぁ」と思いました。

 

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 「この橋渡るべからず」という立札を見た一休さんが、とんちで、どう橋を渡ったか、みなさんは知っていますよね。

 

 僕も、とんちを絞り出しました。

 

 「9%の350ml缶 1日 1本まで」とメモにはあります。

 

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 僕は、座禅を組み、両手の人差し指で頭をなでて、その両手をお腹の前で組みました。木魚の音が鳴っています。そして、しばらくすると、「チーン」と音が鳴りました。

 

 「よし、わかった」と僕は言いました。

 

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 「9%の発泡酒は1缶までだけど、4%の発泡酒は何缶飲んでもいいのだ」と、非常に自分に都合のいい解釈で、言葉を発していたのでした。

 

 日本昔ばなし風に書きます。 

 「そして、その男(僕)は、4%と書いてある缶の栓を開け、『ごっくんごっくん』と喉を鳴らしながら、おいしく発泡酒を飲んだということじゃ。 めでたし、めでたし」

 

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 でも、次の日には「頭が痛い」となっているのでした(^_^;)

 

 お酒の飲み過ぎには注意しましょう。

 

 ではまた