先日、大分地方の新聞、大分合同新聞のコラム「東西南北」に、翻訳のエピソードがありました。
明治大正時代は、固有名詞を覚えやすくするために日本名にして翻訳することがしばしばあったとのこと。
1908年に初邦訳された『フランダースの犬』では、
主人公ネロは、清(きよし)
パトラッシュは、斑(ぶち)
だったそう。
『涙を誘うラストシーンが思い浮かばない』
(上記コラムより)
確かに〜
先人も分かっていながら苦労したのに違いなく、
申し訳ないのだけれど
久々に新聞みて、声出して笑ってしまいました。
原題や原文にはない翻訳部分を知ることは、
より分かりやすいように、翻訳家がいかに工夫し、
苦労したかの一部分を垣間見た感じがして、好きですね〜