「他者と働く」を読みました。
一言で言ってしまうと、「対話」しましょうってことなんですが、
話せばわかる
というわけではないですよね。
どう対話していくか、
対話した際の罠も含めて、とても分かりやすく書かれています。
あらためて、自分が抱えている個人間や組織間の問題をどう対応するか、ヒントが多くあり、考える良いきっかけになりました。
著者が講演をした際に、
「大事なのは分かりますが、なかなかむずかい。
どうやったらそれができますか?」
とよく質問されるそう。
これは考えることなく、失敗しないで、うまくやる方法を教えてと言っているわけですが、
著者はこの質問に対して
そんな都合の良い問題はあまり残ってません、と。
愚直に、面倒な思いや苦悩もしながら、課題解決に挑んでやっていくしかないんですよね。