ちょっと毛色の違うネタで。
先日米シリコンバレー銀行(SVB)とシルバーゲート銀行が破綻し、今日はシグニチャー銀行も破綻とのニュースがありました。
この影響がどこまで波及していくのか、気になるところです。
そもそもこれらの破綻の大きな原因の一つは、インフレ退治のために米連邦準備理事会FRBが利上げを強烈にやってきたため。
金利上昇により、債券価格が下落。銀行は資金需要に対応するため持っている債券を売却をせざるを得ず、損が出る。
破綻していない銀行も同様の問題を抱えています。
これに対しFRBも手は打ってきているわけで、お金が必要になった銀行はFRBの窓口に国債を持ち込めば、国債と同じ額面を貸すことにしました。
つまり銀行が損することなく、資金調達ができるようになりました。
また預金保証で、パニックによる資金流出を回避。
でもこれで収まっていくのか?
インフレはまだ完全に終息はしていないので、FRBの次なる利上げをどうするのか。
〜0.25%と小幅とするのか、
ここまでの銀行対応をしてきているため、利上げは「ない」とするのか、色々と興味深いです。