NHKのテキストわが家のまる得マガジン
「わが家の防犯マニュアル」のまとめです。
① 最近、日本の治安はどんどん悪化している
検挙率 1995年 42.2%→2004年 26.1% とかなり低下
最近の傾向
1.外国人犯罪の増加
2.インターネット、携帯電話を利用した犯罪の増加
3.女性の社会進出により、昼間の留守宅が増えた
4、高齢者だけの世帯が増加している
5、警察力の低下(検挙率の低下)
② 侵入窃盗では、空き巣(留守中の窃盗)が78%
③ 空き巣は、「あたり行為」といって
事前に下見をしてターゲットを絞り
犯行のしやすい時間帯や家人の様子などを
計画的に調べてから犯行に及ぶ
④ 門扉やフェンスがなく、敷地に入りやすい一戸建ては、狙われやすい
⑤ 侵入口として最も多いのが、1階の掃出し窓
⑥ 掃出し窓以外の小窓は、できるだけ高い場所に設置し、面格子等をつける
⑦ ワンドア・ツーロックかたはスリーロック
⑧ 実は、こじ開けによる侵入が多い
⑨ 侵入を許さない、見せる防犯が大事
「犯行をあきらめる要素」・・約30%の空き巣が「補助錠が付いていたから」と答えた
⑩ こじ開け防止機能がついた防犯用シャッターが効果的
⑪ 侵入しにくい家づくりが大事
侵入センサー等をつける
侵入者の多くは、5分以内に侵入できないとあきらめる
⑫ 危険な時間帯 14~16時、2~4時、10~12時
⑬ 防犯ガラスで窓を強化
⑭ 侵入防止策
1.インターホンは、モニター付き
2.番犬(これだけで30%防犯効果あり)
3.防犯砂利
4.防犯カメラ(20%防犯効果あり)、ダミーカメラ
5.センサーライト
6.開閉感知センサー
⑮ 犯人が留守を見極めるポイント
1.郵便物がたまっている
2.夜に明かりがついてない
3.電話の留守電メッセージ
4.電気メーター
5.洗濯物が干したまま
6.車や、自転車等がない
7.雨戸やシャッターが閉まっている
<対策>タイマー付コンセント、タイマー付テーブルタップ
⑯ 空き巣が物色する場所
居間、寝室、書斎、台所
⑰ 通帳、貴金属は、金融機関の貸金庫等に預けたほうが安心
隠し収納(ブック型、缶型)、金庫は持ち出されないものを
⑱ プロの空き巣 「鍵明け3分、物色5分」
以上ですが、抑止効果のある防犯対策が重要と感じました。