どうもー。今回は『NIL』発売後~次のアルバムまでのシングルをまとめて。ほんとはカップリングベストとかあるといいんですけどね。まあこの3作も良く聴いてましたねー。高校時代のお供
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REGRET-Auditory Impression-
4,980円
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01.REGRET ★★★★
ルキ原曲。ストレートに疾走する失恋系メロディアスロック。いつもより大分軽めのギターが軽快さとメロウさを強める。切なくもキャッチーなサビが素晴らしいし、ツインギターから大サビに向かって盛り上がるメロディ展開も熱い。シンプルな邦ロックスタイルでもガゼットらしいメロディは健在。
02.Psychedelic Heroine ★★★☆
麗原曲。シャープなカッティングとドライブ感満点のベースが引っ張る、彼ら流のサーフロック。楽器隊のキメがかっこいいし、バトルソロも熱い。まくし立てるAメロと妖しくダンサブルなサビメロも良い。引き続いて軽めの音作り。
03.Worthless War ★★★☆
麗原曲。アジアンなSEから、麗節炸裂の疾走ハードロックへ。しかし歌が入るとラップも登場し久々に重めのミクスチャーテイスト。かと思えばサビで再び疾走しメロディアスなVロック。通常のチューニングを用いることでハードながら重すぎず、疾走感が際立ってる。歌詞は北朝鮮かな?テポドンて言ってるし。
総評 [お気に入り度★★★★/おすすめ度★★★★]
2週連続シングルの1枚目。かなり聴きやすい一枚。ヘヴィなチューニングは使わず、どれも疾走感がたまらない。ギター陣がよりシャープな音を目指した影響が大きい。メロディも全部キャッチーだし。
テンポ感が近すぎる感はあるけど、ストレートなロック感が気持ち良い。ダウナーさを強めた『NIL』にないもの、ライブに必要な曲を集めただけあってテンションが高い。新たに模索している彼らの姿が想像できる1枚。
ベストソング / REGRET
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Filth in the beauty-Auditory Impression-
4,580円
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01.Filth in the beauty ★★★☆
ルキ原曲。彼らの代表曲と言っても過言ではないハード&メロディアスナンバー。しかしラテンなアコギと女性コーラスで意外な始まり、R&B要素と激烈ラウドネスを融合させてしまった。女性コーラスが絡む煽情的なBメロから、タテノリなサビが熱い。洋楽的要素は強まったけど、結果的に彼らが望んだ硬派なバンドイメージも強くなった。
02.Rich Excrement ★★★★
ルキ原曲。直訳で"リッチなウンコ"を意味するハードコアミクスチャー。超ノリのいいリフにのるラップが気持ち良い。しかもれいたとのツインボーカル。ひたすらレコード倫理協会をDisり過激なまま全力疾走。この曲好きなんだよなあ。アップグレード版の「HEADACHE MAN」が作られてからお蔵入りになったのが悲しい。
03.Crucify Sorrow ★★★★
麗原曲。アコギが哀愁を強めるもヘヴィリフで疾走、細かいキメが多くバンド感もかっこいい。一番王道V系の名残を残すマイナーメロディアス路線。随所で挟まれるアコギと打ち込みが良いスパイス。やっぱりガゼットらしく豊富な展開がスリリングで良いね。
総評 [お気に入り度★★★★/おすすめ度★★★★☆]
2周連続シングルの第2段、こっちも好き。ラウドな方向性はこちらにまとまっているけど、やはりどれも聴きやすい。特に「Filth~」は新鮮な驚きが沢山あって思い出深い。縦のリズムをきっちり合わせたユニゾンリフのパワー感にやられてしまった。この塊感は彼らの大きな武器となった。
他2曲はカップリングらしい自由な作風かな。それぞれで完結してる感じ。ただ断然その2曲のほうが好き(笑)。まあしかし久々に並べて聴くとテンションの高い2枚ですね。武道館がそれだけ熱かったということか。
ベストソング / Rich Excrement
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Hyena-Auditory Impression-
2,980円
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ルキ原曲。比較ストレートなヘヴィロックでこれも代表曲。これはマジで熱い!疾走感が半端ない!がなり声やシャウトも顔を出すけど、しっかりとBメロとサビはメロディアス。Bメロでタメて、サビでキャッチーさと疾走感が爆発し最高に気持ちいい。バカみたいに速かったり重いんじゃなく、絶妙なバランスで気持ち良いテンポと低音。アドレナリン大放出。
02.千鶴 ★★☆
麗原曲、韓国のホラー映画タイアップ。一転してダウナーなミディアム曲。メンバーは過去イチ重苦しいと語っていた気がするけど、「体温」とか「D.L.N.」に比べるとそうでもない。確かにかなり重いんですけど、メロディの浮遊感が意外と心地よい。Bメロのラップっぽい部分もかっこいいしね。サビのベースが気持ちよい高揚感をもたらしてる。
03.Defective Tragedy ★★
葵作曲。これまたテイストがガラッと変わってラウド寄りのミクスチャー。ラップ主体だけど空気感は全編シリアス。音は多いけど奥行きがあって虚無感強い音像。葵のシャウトやメンバーのコーラスなどそういう楽しさはあるけど、メロディはアガり切らないというか、なんとももどかしいテンション感。ただ歌詞のテーマが重いので雰囲気は良い。
総評 [お気に入り度★★★/おすすめ度★★★☆]
作曲者もバラバラ、曲調もバラバラというバラエティに富んだ一枚。随分シングルらしいというか、前2作が大分テンション高かったというか(笑)。
表題曲が最高にアッパーでキャッチー、ほか2曲は世界観押しでディープに。どれも今までにないテンポ感で面白い。まあやっぱり地味ですけど…。ただ次のアルバムでは重要な要素が詰まってたりするので、方向性が定まってきてるなと。
ベストソング / Hyena