僕の妻は感情がない / 杉浦次郎 | 夕暮れビジュアル鑑賞会

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  唐突に漫画のレビューです(笑)。最近イチオシの漫画。

  元はTwitterに掲載されたラフな下書き漫画でしたが、リツイート数もそれなりに多くなり商業誌にて本格連載。そしてこの度記念すべき単行本か発売!秒でKindle版買ったわ。
 
  いやー…これはねえ…。流行り言葉は嫌いだけど、尊いわ。もうそれしかねえ。
  Amazonレビュー見れば大体のストーリーわかるし、下書き版はpixivにもあるので是非読んでほしいのですが、暖かなストーリーがほんと染みる。
 
  家電ロボットのミーナちゃんに酔った勢いでプロポーズしてしまったタクマ。その後のミーナちゃんの反応からストーリーが転がっていく。
  タクマの不器用だけど真っ直ぐな愛情表現と、それに対するミーナちゃんの反応がこの漫画の魅力。目の開き具合と顔・首の角度だけでミーナちゃんの気持ち?を描く表現力。
 
  「全然感情あるじゃん」って声もたまに見るけどそんなん知るかボケ漫画やぞ。
 
  もうとにかく心暖まる。下書き版で2、3回泣いたわ。
 
  1つだけ心配なのは、作者さんは定期的な連載は初なのかな?Twitter見てると不安な状況などを頻発に吐露していました。それに常に作品や自分の技量に自信がないようで、メンタルが潰れてしまわないか心配…。
 
  でもね、つまんない漫画ならあんなリツイートもいいねも無いし、AmazonのSF漫画ランキングで発売初日に1位にならないから!
  このブログ見ることは無いだろうけど、あまり気に病まずに進めていっほしい。少なくとも下書き版の現在80話くらいまでずっと上手く話が転がってるし、どんどん愛おしくなってきて、ほんと魅力的なんですから。