L'Arc-en-Cielライブ映像作品レビュー part.2 | 夕暮れビジュアル鑑賞会

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 どうもー。今回もラルクのライブ映像紹介です。順調に正月太りしています。

 

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 2003年の活休中に開催された「Shibuya Seven days」最終日から、中途半端に(笑)13曲収録。「ハートに~」に近い感じで曲間にオフショットも挟まれた、今思うと特に嬉しくない構成。まあ活休中にファンになったので何でも嬉しかったですけどね。今のラルクだ!って。


 いきなり「Fare Well」っていうのがいいですね、幕を使った演出も綺麗。かなりテンポアップした「HEAVEN'S DRIVE」もまさにドライブ感マシマシで荒っぽくて超良い。


 そして一番のトピックはまさかの全員ボーカル&パートチェンジの「trick」!今でこそ定番なものの、ほんとに衝撃でしたよ。yukihiroの「いぇーセンキューありがとー」が可愛い(笑)。おまけには7日間のMC集&ハプニング集もついてて嬉しい。


 やっぱり収録曲の少なさがネック。『SMILE』の特典に5曲収録されるのである程度補完されてますが。さすがにのべ9日で7公演とあってhydeの声に消耗が見られます、当時は気になりませんでしたが今聴くと中々キてるなと。まあクオリティはおいといて、久々のライブにメンバーがとても楽しそうで笑顔になれる作品。「Fare Well」が収録されてるのもこれだけなんじゃないかな。


お気に入り度★★★  おすすめ度★★

 

 

 

 

 2004年に行われた初の海外公演を収録。「SMILE」ツアー最終日の後にも関わらずツアー映像より先に発売されました。やはり日本のライブではないためステージセットがいつもよりも質素というか、会場そのままな感じがしますね。逆にそれが生々しい。


 特に収録曲について言うコトはないです(笑)。ただ個人的に大好きな「Spirit dreams inside」が収録されている唯一のライブ作品。これは嬉しい。


 全編通してみんな楽しそうです。外国人の声援も新鮮で、日本とは違って静かな曲でもリアクションがデカイ!色々しょうがないですがセットリスト的にも音的にも少し物足りない作品。


お気に入り度★☆  おすすめ度★★

 

 


 

 

 「SMILE」ツアーの最終会場である代々木3日目を中心に、全国色んな公演を寄せ集めた作品。最終日の代々木4日目を単体でリリース予定がお蔵入りになったらしいです、何故。


 代々木以外はモニター用映像を編集し直しており画質が不安定、ただ継ぎはぎとは言え結構好きな作品。何と言ってもインディーズ時代の「予感」をぶち込んでくれたのが本当に嬉しい。また「Time goes on」「Butterfly's Sleep」も流通してる作品では唯一収録。「Time~」は心底好きな曲なので嬉しい。またP'UNK~EN~CIELも初登場。へたくそ具合が愛らしい(笑)。


 前述の通り継ぎはぎの映像が気になると言えば気になるも、見てて飽きないというのはポイント。いつもの曲も多いけどレアな曲もしっかり収録してくれているのでファンにも嬉しい。


お気に入り度★★★  おすすめ度★★★☆

 

 

 

 

 

 『AWAKE』ツアー最終日、例によって代々木公演を完全収録。このツアーは中学生のころ初めて参加したツアーなので思い出もある。けど見過ぎて飽きていたところ(笑)。『SMILE』のラフなステージングに対し、こちらは反戦をテーマに象徴的な演出が盛りだくさん。


 ど頭で高く積み上げられた段ボールが崩れ「AS ONE」で開幕。軍服&眼帯のハイドがかなりキマッてる。「TRUST」「Ophelia」の照明も美しく、反戦のテーマにマッチした「forbidden lover」も外せない。「REVELATION」ではローマ法王のような出で立ちのhydeが神輿に乗ってピースマークを破り捨てる。徹底してますね。


 後半はいつものラルクですが、「STAY AWAY」で恒例のパートチェンジ+P'UNKバージョンの「花葬」をユッキーボーカルで披露という意味の分からないことに。kenが骨折しててドラムが叩けないのもあってね。


 アンコールでは「NEO UNIVERSE」を久々に披露、意外と今回のライブに合っているし、生で聴いてなんだか浄化されるような気分でした。ピースフルな「twinkle,twinkle」「星空」で美しく締めくくる。


 演出から曲の流れからラルクの中では結構コンセプチュアルで、いいライブだなと。細かいとこですが一つ気に入らないのが、低音重視のアンプに変えたせいか、ギター歪みの音が滲んで引っ込んでる感じ。単にもうちょっと音量が大きければなと。


お気に入り度★★★  おすすめ度★★★★☆

 

 

 

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 問題作。上海、ソウル、東京を回った初のアジアツアー最終日東京ドームから10曲を収録。10曲て。内容自体特にレアな曲とか際立った演出があるわけでもなく…なら出す必要があったかも疑問。更に今作もギターの音が聞き取りづらいのが残念。まあ別に内容に問題があるわけではなく、収録曲の異様な少なさが不満なだけです。


 際立った演出がないとか言いましたがメドレーは中々見もの。またDisc2には上海、ソウルでのドキュメントとインタビュー「密着ASIA LIVE」を収録。なかなか演奏以外の姿を見ることはないので嬉しいですね。


 ただし!この「密着ASIA LIVE」はテレ朝でも放映され当時も見ましたが、DVDでは僕の大好きだったインタビュアーの堂真理子アナが軒並みカットされてます!!

なんてこった!!!!!


お気に入り度  おすすめ度

 

 

 

 はい、活休後から2005年までを紹介しました。最後はちょっとネタに走っちゃいましたが(笑)、正直な感想です。

 何度も言いますけど全ての作品でギターの音がかなり聞き取りづらいのが残念です…。とはいえ「AWAKE」ツアーは見所も多く、ライブ感は薄いですが作り込まれたショーとしてかっこいい作品。