補習所
こんばんは。今年も終わりですね。何だか今一つ心がついてきていませんが(歳のせいかな・・・)。修了考査がきっかけで久々にちらほら記事を書いていますが、そういや補習所のカリキュラムをすべて終えたにもかかわらず大して補習所のことを書いていなかったので、少し書き記しておこうと思います。ただ、下手なことを書いて万が一ルールがまた厳しくなってもいけないので、びみょーなことは書かないようにします。笑実は想定外なことが起きたときに昔の記憶を頼りにとっさの判断でやったことで、ルールがほんのちょっと厳しくなったことがあります。他の受講生に迷惑をかけるほどのことではなかったかと思いますが。。。○ 講義1コマ3時間(正味2時間10分~40分)の講義で3単位というのが基本ですが、私はJ1で200単位、J2で50単位、J3で20単位くらい取りました。J1で180単位、J2で40単位、J3で20単位、合計で270単位が必須ですので、ほぼ最低限度に近い感じですが、それでも盛りだくさんな感じでした。ってか、J1多すぎやしませんかね・・・。意図はわかりますが、もう少しバランスを考えてもいいような。あまり大きな声では言えませんが、全ての講義をしっかりちゃんと受講した方はすごいなと思います。(^^;)ちなみに、自分は地方住まいで生講義受けるのもいささか大変だったので、極力Eラーニングで単位を稼ぐようにしていました。生講義の日(土日)は、平日よりも早く起きて、往復の長時間移動に、講義はぶっ通しで3コマ。正直言ってもうやりたくないですね。笑○ 考査J1で7回、J2で2回、J3で1回あり、各回40点以上、60~69点 ⇒ 6単位という換算方式で10回で60単位(平均6単位)以上取得する必要があります。こちらは滞りなくパスできました。ちゃんと内容を理解しているかどうかはさておき、わりとなんとかなります。仮に点数足りなくても、翌年か期末に追試を受けられます。最優先に取り組むべきはやはり過去問で、私は直近の過去問2年分の問題と解答を読み込んで(どちらかというと2年前の問題に重点を置いて)考査に臨んでおりました。詳しくは語りませんが、あまり勉強する余裕がない方も過去問だけはやっておきましょうね。笑なお、J1の最初の2回(おそらく今後も同日開催)は一番得点しやすいと思いますので、ここで8単位ずつくらい稼いでおけば後が楽になります。逆に、税法関係の考査は6単位取るのもある程度労力がいります。特に、組織再編税制・連結税制等々の回。一番出来が悪かったですね・・・。○ 課題研究J1で3回(3,200字超)、J2で2回(第4回は6,300字超)、J3で1回(9,600字超)で、得点については考査の場合と同様です。はっきり言って一番苦しめられました。。。さっさと片づけておけば良いものの、いつも期限ギリギリにゆうゆう窓口に持って行って・・・なんてことをやっていました。何をどう書けばいいのか悩み、時間ばかりが過ぎていき、期限前日か当日になって慌てて殴り書きをするという・・・ほんとダメダメでしたね。(^^;)おまけに、一度期限に間に合わずに15,000円払って出したこともありました。苦笑まぁ、こちらも考査と同様に翌年もしくはJ3の期末に出すチャンスがあるので、なんとかはなるのですが、後回しにするのは全くもっておすすめしません。私みたいに修了考査にまで影響を及ぼしかねませんからね。なお採点ですが、基本的にはルールに則って字数を満たせば、そんなにひどい点数にはならないと思います。私も上記の通り全く余裕がなかったし、本を買って調べたり、引用を用いることもほとんどしませんでしたが、何度か80点超えはしました。事例などは、協会が公表している「監査人の法的責任に関する裁判例」、「上場会社の不正調査に関する公表事例の分析」などを活用しました。他にもネットに落ちていて、参考にしても問題なさそうなものがあれば、それも活用しました。あと、なるべく読みやすい文章になるように、見出し・改行・段落番号・段落ごとの文章の開始位置などには少し気を配りました。採点にかける時間は短いと思うので、まずはさらっと読めること、問われたことにもれなく答えること、そして自分の意見を盛り込むことが重要かと勝手に判断しました。さらっと読めて分かりやすいのが重要なのは、論文式試験も同様でしたね。こんなところでしょうか。これだけやって最後にあの修了考査ですから、ホントしんどいですよね。。。おまけに最近補習所値上げしたみたいですね。18万3千円→27万円ですか。監査法人に勤務している人は法人が負担すると思うので問題ないかと思いますが、私みたいな自腹を切る立場の人間からしたら痛いですね。補習所にお金を払って、補習所に通う交通費払って、予備校等にお金を払って修了考査の勉強をして、会計士登録と会費のお金を払って、CPEのお金を払ってとなると、監査法人勤務じゃない人はだいぶ考えさせられますね。無論、会計士試験に合格するまでの間も多大なコストをかけていますしね。機会費用や若い頃の自由な時間というところまで含めて考えると、莫大なコストを投じているはずです。と言っても、今までの自分の選択に後悔はありません。ただ、今後はコストもちゃんと意識して選択をしていきたいと思います。まぁ、元を取れたら一番いいですけど、それよりも自分にとって価値があるものがあれば、そちらを優先したいですね。そんなことを書いてたら年を越してしまいました。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。良い一年となるようにお互いがんばりましょう!(^^)