今日の記事は、重いです…
ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫)/帚木 蓬生
¥780
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東西の壁が崩壊したベルリンで、日本の剣道の防具が発見された。「贈ヒトラー閣下」と日本語で書かれ、日本からナチスドイツに贈られたものだという。この意外な贈り物は、国家と戦争に翻弄されたひとりの男の数奇な人生を物語っていた―。1938年、ベルリン駐在武官補佐官となった日独混血の青年、香田光彦がドイツで見たものとは、いったい何だったのか。

【アマゾンより引用】

ヒトラーの防具〈下〉 (新潮文庫)/帚木 蓬生
¥780
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父の国であるドイツの現実に、次第に幻滅を覚えてゆく香田。ついに成立した日独伊三国軍事同盟も、彼の思い描いた祖国の進路ではなかった。迫害に怯えるユダヤ人女性・ヒルデとの生活にささやかな幸福を見いだしたのも束の間、居合術をヒトラーの前で披露する機会を与えられたことをきっかけに、香田の運命は大きく狂いはじめた…。清冽なヒューマニズムで貫かれた大作ロマン。

【アマゾンより引用】


戦争って、本当にイヤです…


ヨーロッパの戦争も、日本の戦争も、歴史の授業で学んだり、テレビのドキュメント、ドラマ、映画などで観たり、漫画を読んだり、本を読んだりして、知識はありますが、幸せなことに、本当に幸せなことに、戦争を経験したことがない私には、


戦争は、本当にイヤだ…


という感想しか出てきません。


知識としてはあるけれど、人間の焼ける匂い、腐っていく匂いは、映像からも、文字からも分かりません…


人間が、人間としての尊厳にかまってられないほどの状況に置かれたとき、生き抜くためにした行動を、平和で、のほほんと生きている私には、何も言えません…


でも、主人公が、そんな過酷な状況の中でも、人間としての尊厳を保ち、客観的な目で冷静にドイツを見続けていたので、上下巻の読み応えたっぷりの量でしたが、イヤになることなく、むしろ、先がどうなるか早く知りたくて、一気に読んでしまいました…




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