深夜のドライブは想像よりも静かだった・・・。
等感覚で並ぶ街頭もいつもに増して冷たく無機質なオレンジを出している。
しかしそれがまた「Jazzanova」の電子的な音に拍車をかけて、何ともいえないElectoronicな黒い時間だ。
冬になると外気が冷たくなり、空気の流れる音がする。地球の声が聞こえる。
冬の真夜中はいい。何か、センスのいいレーベルに使われているような絵が見れる。感じられる。
特に、誰もいなくなった4時ごろの郊外の街中は、本当にいい。
街も、心も、何もかもが・・・。感じられない。感じなくていい。感じない。
そして、また、日が昇る・・・。