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こちらは自閉っ子育児ブログです。
ニコニコうーさん

ニコはじめくん

一歩(いっぽ)くんニコ
知的障害を伴うお笑い好き自閉症児
感覚過敏強め(鈍麻もあり)

特別支援学校2年生

よろしくお願いします。



型はめが苦手な自閉症児



一歩くんは小さい頃、本当に型はめが苦手で
なぜこんなにもできないんだろう?
と不思議でした。

形の識別はできていたのに
型はめパズルは全然できなくて


全然違う形にガンガン無理やり押し込もうとしていたのを思い出します滝汗


さてその後、『感覚と運動の高次化理論』に出会い

発達段階の中にパターン弁別の段階と対応弁別の段階があることを知りました。




上の記事を読んでもらうとわかるのですが


ちょっと画像お借りします



  • パターン弁別は、自分の手持ちの形に合わせて相手の形から探せる段階


=ガチャガチャ試行錯誤しながら正解を見つけることも可能


  • 対応弁別は、相手の形を見て、それに合ったものを手持ちの中から見つける段階


=例え△を手に持っていても、◯が正解なら○に持ち変える必要がある



つまり、対応弁別の課題では、形の識別ができていても「相手に合わせる」ことができなければ正解できないわけです。


ここが難しいのが自閉症凝視



なるほどな〜幼児期はパターン弁別の段階だったろうから、手持ちの形を変えずにそのままガンガン相手に合わせさせようとするよねーうーん

△も▽には絶対向き変えようとしなかったもんね。

そりゃパニック起こしまくるわ無気力



ほんで対応弁別の段階になると見分ける力がつく分、相手を見て態度を変えたり言うことを聞かなかったり拒否が強くなったりするということで、今の一歩くんはその段階なんだろうなうーん


もう少し成長して次の象徴化の段階まで進めば、「これは嫌だけど楽しみが待ってるから我慢しよう」とか先々を見通して折り合いをつけられるようになるのだそう。



それでね、ふと、学校という場は、対応弁別のような環境だなあと思ったんですよね。


正解とされる行動に、自分の形を変えて合わせないといけないアセアセ


もちろん柔軟性が身につくことを目指して療育は続けていきますが


元々が規格外なんだもんにやり


そりゃーはみだしたくもなるよねえ真顔あせる


と、1歳の誕生日に買った型はめパズルを眺めながら、そんなことを思いました。



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