ご訪問ありがとうございます。流れ星
こちらは自閉っ子育児ブログです。
ニコニコうーさん

ニコはじめくん

一歩(いっぽ)くんニコ
知的障害を伴うお笑い好き自閉症児
感覚過敏強め(鈍麻もあり)

特別支援学校一年生

よろしくお願いします。



今回は中等部卒業後の具体的なお話でした。


一歩くんはおそらくこのまま小・中等部を卒業して高等部に入学することになると思いますが


  • 支援学校高等部に進学する場合:中3の6月から見学、体験、申し込み〜2月入試(ほぼ落ちることはない)を経て入学

  • 高等支援学校や職業訓練校に進学する場合:企業就労を目指した訓練になるので、授業のペースも速いし全体指示が入ること、身辺自立ができていることが前提になる

  • 高等支援学校などを受験して落ちた場合は、支援学校高等部の二次募集がある

  • 支援学校の高等部では本人のペースに合わせて本人に合う就労先や生活介護などの居場所を見つける支援をする


  • 高等部1年生→1日体験実習、1週間体験実習
  • 2年生→1週間体験実習✖️2回
  • 3年生→2週間就労実習

という感じで少しずつ体験を重ね、2年生の後期にはおおまかな進路がイメージできている状態にして3年生の実習では実際に就職しても大丈夫か確認できるのが望ましい。

実習先は様々だが、特例子会社などでは清掃作業の求人が多いこともあり、小中等部から掃除の授業には力を入れている。

作業は基本的に1対1対応が求められることが多いので(1つのお弁当箱にミニトマト1個入れるなど)、給食でもみんなのお盆にスプーンを1本ずつ乗せるなど配膳してもらうようにしている。家でもそのようなお手伝いができると良い。
それができたら1対多(1つのお弁当箱にミニトマト2個ずつなど)ができると尚良い。

支援学校では将来に向けて社会の一員としていろんな場所で活動できるよう、校外学習や体験授業を多く設定している。

逆に言うと、社会の一員として過ごすのがが難しい(他人を攻撃する、自分の失敗を他人のせいにする、コンプライアンス違反などがある)とどこの企業も雇用したがらない、という話でした。


一歩くんもこの1年の間に買い物実習3回行きましたニコ
(1学期:近所のコンビニ、2学期:近所のスーパー、3学期:遠くの大型ショッピングモール)

3学期はおやつを買ってみんなと一緒に食べる、ということをしました。
聴覚過敏がきついので大型ショッピングモールはアナウンスやBGMとかしんどくならないか心配でしたが、落ち着いてみんなと動けたとのこと。

高学年では外食の体験授業もやるそうです。

5年生になったら宿泊もあるそうで

今はまだ他人とお泊まりなんて心配しかないけど…
それまでには一歩くんも成長してるかなーにやり



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