ご訪問ありがとうございます。流れ星
こちらは自閉っ子育児ブログです。
ニコニコうーさん

ニコはじめくん

一歩(いっぽ)くんニコ6才 年長

よろしくお願いします。



最近読んで良かった本



「安心のタネ」の育て方





不安や緊張で疲れてる人に。

大人向けの本ですが、子どもにも

取り入れられそうなものもありましたうさぎのぬいぐるみ



ポリヴェーガル理論とは


アメリカアメリカのポージェス博士が提唱した理論


人間の自律神経には

交感神経副交感神経

があるが、副交感神経はさらに

背側迷走神経腹側迷走神経

に分かれる


  • 背側迷走神経

一人でリラックスする時に働く

休息・消化モード


  • 腹側迷走神経

他人と心地良く過ごす時に働く

つながりモード



画像引用:NHK 『神経生理学で読み解く 性暴力被害の"凍りつき"』より



人はピンチになると交感神経優位になり

戦闘モード(戦うor逃げる)になるが、

交感神経で対応しきれない場合

背側迷走神経凍りつきモード(固まる)

になって自分を守ろうとする




  • 背側迷走神経は生まれつき備わっているが、腹側迷走神経は生育過程で発達する


  • 副交感神経の土台がしっかりしていないと、戦闘モードにいることが常態化して何かあると凍りつきモードと行ったり来たりする(→無気力・免疫反応の低下)


  • ストレス耐性は個人差が大きいが、適度に刺激しては副交感神経の土台モードに戻ることを繰り返すことで幅がだんだん広がる

  • 安心・安全と感じられない状態だと、興奮」としての交感神経の高まりを「恐怖」と混同して戦闘モードになったり凍りつきモードになったりする


キラキラキラキラキラキラ


一歩くんの大きな特徴でもある「フリーズ

怖くて逃げられない時にもなるし、

好き過ぎても逃げたり固まったりするアセアセ


泣いてないから大丈夫とも言えないように

泣いてるから嫌というわけでもない。


こないだからの登園しぶり。

大好きなお姉ちゃん先生がいるかも⁉︎

でドキドキして固まって動けなくなるのは、

興奮恐怖と区別できてないってことかぁ絶望



一歩くんみたいな過敏タイプの子は

常に交感神経優位の戦闘モードなわけで

何かあると固まるのはこの理論で言うと

当然のことみたい。


無理強いして強いストレスを与えることは

神経生理学的にも好ましくないんですねあせる


安心できる環境

逃げてもいい、安全の確保

その上で耐えうる範囲の適度な刺激


ストレスをなくすのが良いわけでもないので

見極めと加減が難しいな真顔



  • 安心・安全を確保された中で、恐怖とは違う興奮(ドキドキしたけど大丈夫だった経験)を他者と遊びながら子どものうちにたくさん味わうことが大切



ということなので、

心拍数が上がるような楽しい遊びを通して

少しずつストレス耐性領域の幅を広げていけたらなぁ〜と思います。



参考資料