ご訪問ありがとうございます。
こちらは自閉っ子育児ブログです。
私うーさん
夫はじめくん
一歩(いっぽ)くん 5才
よろしくお願いします。
福祉施設で勤めていた頃
認知症には中核症状と周辺症状があることを学びました。
中核症状
もの忘れ、日にちや場所がわからなくなったり、できてたことができなくなったりする。
これは高齢になれば仕方がないというか…
ある程度予防の為に取り組むことはできるけど、なってしまったものを元に戻すのは難しい。
コミュニケーション、運動、趣味などで多少改善することはあるかも?
ということで、勤めていた施設では、リハビリや学習療法を取り入れたりしていました。
ただ、図を見てもわかる通り、介護者が本当に困るのは
周辺症状(BPSD)
徘徊、被害妄想、暴言暴力、弄便放尿…etc.
これは元々の性格や環境、体調、心理状態によって現れ方が変わります。
周辺症状に対しては、
- 介護者との信頼関係
- 生活リズムを整えること(朝起きて日光を浴びる、食事、排泄、睡眠)
- 本人にとって合う環境に居ること
が大事だなーと感じていました。
接する側が落ち着いて、穏やかに、味方であることを伝えてると、落ち着いてくれる場合もあって。
好きな歌を歌ったり、その人に合った食事を提供したり、昼夜逆転して徘徊する方には寝る前にアロママッサージしてみたり。
必要に応じて薬物療法も取り入れつつ。
療育は中核症状に対する取り組みだと思うんですが、実際困るのって
プラス周辺症状があるからだと思って
一歩くんの場合だと
こだわりや会話にならないことは仕方がないとしても、
不安で外を歩けなかったり、ちょっとした刺激で不穏になったり怒って泣いたりパニックを起こしたり…
っていうのが見ていてしんどい。
なんとかならないかな〜と思ってしまう。
認知症と自閉症は違うけど、ケアする側の心持ちは通じるものがあると感じます。