この日は店の営業も休んでしまおうかと思いましたが、予約の電話があり帰宅することになりました。

昨日までは明かりが灯り、息子が待っていてくれた部屋も真っ暗です。

店では気持ちと裏腹に、いつも以上にはしゃぎ、帰ってからは息子の寝ていた布団を抱きかかえ、息子の名前を呼びながら泣いていました。

明日はまた息子のところへ行くというのに、腫らした目で行ったら息子に気付かれてしまうね。
先月22日の外来診察で、残っていた腫瘍は以前よりはまた小さくなっていましたが、MRIの画像に新たに二つの影が見つかりました。

前からの腫瘍のことばかりで転移など考えたこともなかったので、本当にショックでした。

私は平然を装い、先生の話を聞いていましたが、息子はどうとらえたのか!?
息子も自分から何も言うことはありませんでした。

次の日から始まったテモダール投与。

この日から息子の様態は一変し、日に日に悪くなって行きました。

今思えば、連休にディズニーシーに行こうかと、話だけで決行しなかった事を後悔しています。

退院して帰って来たら、すぐにお寿司を食べに行こう!!

息子の大好物で、近くの回転寿司にはよく二人で行っていました。

そうして25日。点滴だけですぐに帰れると思って向かった病院…

入院前にMRIに脳波や血液検査。

病室に案内される前の主治医のお話では
「前からあった腫瘍は小さくなってきているのでテモダールが効いているのですが、他に写っている二つの影については他の先生達ともお話した結果、やはりサイバナイフ治療をした方が良いと思います。それと、腰も痛いと言っていたので、もしかしたらそっちにもは腫している可能性もあるので、MRIの予約を何とか間に入れてもらって撮るようにします。」とのことでした。

どうか腰の痛みは一時的なものでありますように



テモダールの副作用か!?
今回の嘔吐は激しく、食事も受け付けなくなっていました。
それでも入院になるのが嫌だったのでしょう。
無理をして食べるも、その後に襲う激しい嘔吐に恐怖を感じ、薬さえ拒否するようになっていました。

点滴をし、体調も戻ればすぐに帰れるのだからと、やっとのこと説得し病院に連れて行きました。

点滴が効いたのか、表情もいくらか明るくなり、売店で好きな物を買って食べていましたが、量はやはり少ないです。

少しづつ戻っていくだろという思いも見事に裏切られ、入院3日目からは朝の様子がおかしく、1日1食。
しかも二口も食べると、後は箸が進まない状態でした。

入院4日目。先日まではお風呂に入りたいと言っていたのに他の患者さんとの調整がつかなかったのか!?そのままになってしまい、この日はもう、入りたくないと少しづつ気力が落ちはじめていました。