ようやく晴れた10月10日に行われた甲子園の「阪神vs中日」の最終戦、。
この日はメッセンジャー投手の復帰登板、そしてタイガース一筋16年、安藤優也投手の引退試合でした。
そして、もう一人、引退報道があった新井良太選手。
公式発表はまだでしたが、自身のブログでは発表、報道もあり、ラスト試合になる可能性大でした。
この日は勝敗よりも、クライマックスシリーズへの繋がりの話が中心になります。
まずはメッセンジャー投手の復帰登板！
これは完璧でした。
脚の骨折から２ヶ月で復帰、盤石の内容でした。
４回でシーズン規定投球回に到達し、お役御免！
ところがリーグ2位タイ記録の７者連続三振中…
もう１回で８者連続三振のリーグ記録も可能だったため、投手出身の解説上田二郎さんは「観たかったな〜〜」を連発していました（笑）
５回以降は「安藤投手がいつ出てくるのか？」という展開の中、８回にいよいよ登板！
この登板時、金本監督自らマウンドで安藤選手の到着を待ち、直接ボールを渡しました！なんとも感動的なシーンでした(o^^o)
引退試合も順延があって、登板のために練習を重ねる期間が延びたのは大変だったと思います。
そんな中、８回先頭打者の石川選手を追い込みながらプロ１号を被弾…
代打、野本選手も三遊間に強い当たり！
しかし、これは途中出場サード新井良太選手が飛びついてアウトに！ファインプレー！
ここで安藤投手は降板となりました(^^;;
試合は６対１でタイガースが快勝、甲子園連勝でレギュラーシーズンを終えました。
試合後は安藤投手の引退セレモニー、胴上げと場内一周はベテラン選手の勧めもあって、新井良太選手も一緒でした。
今年は鳥谷選手の2000本安打、２度のリーグ優勝に貢献した安藤投手の引退試合など生涯の思い出になるような試合の実況を担当いたしました！
このような歴史的瞬間のアンカーマンになれる喜びがアナウンサーの仕事の醍醐味でもあります。
このような御縁をいただいたスタッフの皆さんに感謝し、素晴らしいプレーを披露してくれる選手に敬意を表し、ご覧いただいているファンの皆さんに少しでも楽しんでもらえるよう、これからも精進していきます！
残りクライマックスシリーズの実況があります！
この気持ちを忘れずに臨んでいきます！
以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。