ノーヒットノーラン | 現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

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高松から帰り、火曜日は甲子園(^^)

阪神vs中日の中継でした。


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この日の解説は湯舟敏郎さん。


タイガースの左のエースとして活躍し、1992年にはノーヒットノーランを達成しています。


この日の中日の先発は山井投手。


奈良産業大学出身、湯舟さんの後輩です。


しかも山井投手もノーヒットノーランをしています。


同一大学出身でノーヒッターが二人も出ているなんで凄いですよね!


この日は阪神の岩田投手が、その山井投手から決勝タイムリーを放つなど投打で活躍(^o^)


巨人戦からの連敗を3でストップさせました。


湯舟さんの解説で「なるほど」と感心したこと。


走者を出した時に打者のタイミングを外したりするために牽制球を投げたり、間を長めにとったりするシーンがあります。


これって「投手自身もジレる」そうです。


つまり相手のタイミングをズラすためにすることが、自分にも返ってくる…(笑)


自分もリズムが狂って墓穴を掘ることもあるそうです。


プロって何気なくしているプレーが深いものだったりします。


相手をジラす!でも自分もジレる…


敵と自分との狭間で戦う投手というポジション、つくづく大変なポジションですね(^^;;


観戦の際は、そんな葛藤に想いを馳せながら、温かい目で見守ってあげてください(^^)


どちらも頑張れ!プロは凄いんだから!


以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。