中継準備とは? | 現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

野球・サッカーの実況歴は各1000試合以上、競馬実況数は15000レースを超えています。数多くのシビアな現場を経験してきた現役アナが「喋るスキル」を通して、貴方の才能をアッという間にパワーアップします!


月曜日は京都教室で実況ゼミでした(^^)

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高校野球の強化月間は終了したので、今回は自分の強化したい競技の練習。


二人が競馬、一人がサッカー。


実習と疑問点、課題をシェアしながら進めていきました。


スポーツアナウンサーというと「職人」の要素が強いように感じます。


目指す人たちも、一点集中型を志している人が多いです。


しかし、それだけでは職業としては成立しません。


競馬の描写ができる、野球の描写ができる…。


スポーツの描写ができることはスゴイことと思われ勝ちです。


もちろん、そのための鍛錬は人の倍以上するわけです。


でも描写ができることがゴールでは、スポーツアナウンサーを職業として成立させることはできません。


実況で大切なことは「気づき」「準備」「工夫」です!


でも、これは全ての仕事に共通することではないでしょうか?


何に気づけばスタッフ全員が仕事をしやすくなるのか?

何を準備すれば、より良いものができるのか?

どんな工夫をすれば視聴者(消費者)は喜ぶのか?


ただ求められたことをすれば成立する仕事は少なくなってきた時代です!


希少性があるから重宝される時代ではありません。


求められた仕事に何を加えられるか、どんな付加価値を提供できるのかを真剣に考えることが大切になっています。


喋る!勉強を通して、そんなことも伝える(^^)


それが、僕の講座の付加価値の一つだと考えています(^o^)/


以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。





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