話したくなるリアクション | 現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

野球・サッカーの実況歴は各1000試合以上、競馬実況数は15000レースを超えています。数多くのシビアな現場を経験してきた現役アナが「喋るスキル」を通して、貴方の才能をアッという間にパワーアップします!


月曜日はアナウンス講座を京都校で開きました。


この夏、二人の受講生が高校野球の実況デビュー!

その映像や実況を聴きながら、今後の課題を探りました(^^)


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もう一人、今年から某プロ野球球団のスタジアムレポーターをしている女性がいます。


彼女のレポートやインタビューも映像で観せてもらい、今後の改善点を上げさせてもらいました。


特に気になったのは、選手インタビューでのリアクションです(^^;;


選手がサービストーク(例えばボケたり)をしてくれているにもかかわらず、ほぼスルー(笑)


そこは突っ込んであげないと!そこは共感してあげないと!(笑)


相手の答えを「言葉だけ」で捉えてしまったり、次の質問の準備をしていては大切な情報がキャッチできず、会話のストライクゾーンも突けません・・・


質問と同時に熱視線を送り、仕草や表情、声のトーンから感情を読み取る。

その感情が大切な情報だったりするのです(^^)


これはインタビューだけでなく、実況時に解説者とのやり取りでも使います。


相手の感情をキャッチしながらリアクションをする!


相手が嬉しそうなら一緒に喜ぶ、怒っているなら一緒に問題点を共有する、笑わそうとしているなら一緒に笑う、ボケるなら突っ込んであげる(笑)


すると心が通じ、安心し信頼し、心が膨らむと同時に、話の内容も膨らんできます。


いい話を引き出すのも質問者の腕によるところは大きいです!


話したくなるリアクション!を目指しましょう(^o^)/

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以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。






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