「言葉癖の治し方」 | 現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

野球・サッカーの実況歴は各1000試合以上、競馬実況数は15000レースを超えています。数多くのシビアな現場を経験してきた現役アナが「喋るスキル」を通して、貴方の才能をアッという間にパワーアップします!

火曜日は京都校で実況講座でした(^^)


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参加した二人は、この夏の高校野球地方大会で実況デビューします!


本番まで間近。

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自主練習と講座受講で自身に追い込みをかけます!


それでも長年自ら培った言葉癖は、なかなか治らないもの・・・



例えば描写前に「これは」と入れてしまう癖・・・(^^;;


「ピッチャー投げました!(これは)外角外れてボール!」

「バッター打ちました!(これは)レフトフライ!」


聴いていると「これは」のオンパレード(笑)


自分で気づくと「言ってしまった!」と思い、動揺して描写リズムが悪くなってしまう>_<


意識すればするほど言ってしまう…


なかなか難しいですね(^^)


どう治すか?



別の言葉を入れるのです(^o^)


「これは」という描写時間があるわけですから、その時間を有効に描写に使えばいいのです!


「ピッチャー投げました!(これは)→直球が外角外れてボール!」

「バッター打ちました!(これは)→
左方向、高く上がったレフトフライ!」

こんな感じです(^O^)


もちろん、長年の癖ですからすぐに治らない場合もあります。


それでも反復練習するのみ!


脳に刷り込まれれば、無意識に言えるようになってきます。


そこまで諦めずに地道に続けられるか!


うまくできないと諦める思考癖は、何をやっても上達しません。


諦めずに続けた者だけがステップアップ→ステージアップができるのです!


セミナーなどでも「あの」「え~」などの言葉癖の相談を受けます。


矯正法は同じ原理です。


違う言葉を当てはめるか、黙ることで間を作るか、です。

次回の実況講座はデビュー戦の直前です(^^)


地道な努力の成果を楽しみにしています(^o^)/



以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。















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