「セミコン大阪大会」 | 現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

野球・サッカーの実況歴は各1000試合以上、競馬実況数は15000レースを超えています。数多くのシビアな現場を経験してきた現役アナが「喋るスキル」を通して、貴方の才能をアッという間にパワーアップします!

日曜日は「セミナーコンテスト大阪大会」 のコメンテーターを務めさせていただきました。





現役スポーツアナウンサーから学ぶ、1回の受講で目からウロコが落ちる「アナウンス講座」-120317_1259~01.jpg




8人の挑戦者が、100人を超えるオブザーバーの前で「自分色」を思い切り表現してくれました。


この日の10分間のために準備した時間・労力・エネルギーは傍観者の想像を超えます。



だからこそ「胸を張って楽しんでください!」と参加した皆さんにお願いをしました。


発表する本人が楽しまないと、観ている方も楽しめません。



アナウンス講座でもよく言うことですが、自分が格好いいコメントすることや準備した資料を紹介するよりも「観ている人が楽しめること」を優先しよう、と。



準備に時間をかければかけるほど資料に愛情が生まれます。


本番でも資料にこだわります。


すると本番の「ライブ感」を楽しめなくなるのです。



準備したものを「使いきれなくても」、本番の空気を楽しもう!それが自分の本当の実力だから!



これくらいの気持ちで臨めれば、結果に関係なく達成感を味わえますし、この達成感が次へのモチベーションに繋がります。



アナウンサーになりたての頃、本番直前までニュースの下読みを繰り返す僕に先輩アナウンサーがストップをかけました。


「下読みし過ぎると、ニュースに新鮮さがなくなる!」



鮮度のいいお魚に火を通し過ぎては美味しくなくなりますね!できれば軽く炙ったくらいが一番美味しいかもしれません。



自分が発信する情報は、どう調理したら聞く側に美味しく届くのか・・・自分の「情報に対する鮮度」も大切なのだと思います。




セミコンに参加した8人は、自分なりにライブを楽しんだはずです。



それは懇親会でお一人づつお話させていただいた中で感じることができました。



もちろん、物足りなさもある。



でもライブの楽しさを味わったからこそ体感できたこと吸収できたこともたくさんあったはずです!




主催の立石さんもおっしゃっていました。「セミコンがゴールではなく、スタートだ!」



僕もセミナーデビューは昨年の11月



コメンテーターなどという大役を仰せつかりましたが、セミナーの世界では産声をあげて間もない人間です。




参加者の皆さんに刺激をいただきながら、自分自身も更によい情報を発信できるよう学び続けていこうと考えています。




参加者、オブザーバー、スタッフなど多くの皆さんと素敵で有意義な時間を共有できたことに心から感謝です!




皆様、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。








以上、スポーツアナウンサー寺西 裕一でした。