木曜日から大学の講義がスタートしました。
3コマ合計の学生人数は前期と同じ200人前後になりそうです。
講義名が「日本語の技法」ですから、「国語の授業」をイメージして受講に来る学生も多いようです。
シラバスを観て、どんな講義か予習をして席に就いている学生は少数です(苦笑)。
ただ、コミュニケーションの必要性は感じているらしく、受講感想を見ても意欲的に勉強しようという「熱意」が感じられます。
例えば、1分間雑談をしてもらいました。
講義中に、いきなり「雑談しろ」と言われ、戸惑う学生たち・・・(笑)
次の1分間は、あるテーマを持って雑談してもらいます。
時間を決めて雑談、テーマまで決めて雑談、おそらく初めての体験でしょう。
「目的意識」をハッキリさせることで、コミュニケーションの質は格段に上がります。
「相手と仲良くなる」という“目的”があれば、どんな言葉を多く遣い、どんな内容に興味を持つのか、相手を注意深く観察できます。
これだけでコミュニケーションの質は大きく変わります!
その変化に気づけた学生もたくさんいました。
就職氷河期と言われるこの時代、社会が求めるハイレベルなコミュニケーション能力を一人でも多くの学生に吸収してもらいたいものです。
土曜日は「うまDOKI」に出演、10レースの実況とレースダイジェストを担当します。
以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。
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