月曜日は大学院で発表がありました。
自分の研究計画を披露する内容でした。結果から言うと、あまり進歩がない内容となりました。
しかし、もっとショックだったことがあります。それは院生の先輩たちの発表です。
かなり豊富な資料と分析が行われているという印象を持ちましたが、教授や博士課程に進んでいる方々からメッタ斬りされるのです。
「この内容でも、ここまで言われるか・・・」という状態です。同期と、互いに顔を真っ赤にして「ありえん・・・」と呟き合いました。
「大学院で勉強する！」
格好いい響きですが、その本質を、その難解さを、自分は全く理解していなかったと思い知らされました・・・。
本格的な登山を、ハイキング程度に考えていたフシがあります。登山の道具を何も持たずに、山の頂に登れるつもりになっていた気がします。
教授は「たくさん本を読みなさい、参考文献を集めなさい」と言い、「３日に１冊は読みなさい」と言います。
しかし・・・僕は３日に１冊は全然足りないと感じました・・・。
ズレた対応かもしれませんが、「速読の本」も買い漁りました。もちろん、教授に薦められた分野の本も集め出しています。
「山登るから厚着しなきゃ」程度の感覚から、ようやく「登山道具」を集める必要性に気づき、高地トレーニングや高地対策が必要ではないかと感じ始めました。
皆さんからも言われる「大学院で勉強するなんて凄いね～」の意味も、かなりリアルに気づき始めました。
自分は「トンデモナイ挑戦をしようとしている」のですね・・・。
仕事も本格的なシーズンに入ってきています。時間との闘いは容赦ない状況になるでしょう。
「膨大な知識の吸収」と「時間の効率利用」、突き付けられたテーマと真剣に向き合うこと。
記事をアップした瞬間から始めます！
今夜から栗東トレセンに移動、明日は早朝から競馬のインタビューの仕事が待っています。
自分に「ファイト～！」です。
以上、スポーツアナウンサー 寺西裕一でした。