「伝わることの大切さ」 | 現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

野球・サッカーの実況歴は各1000試合以上、競馬実況数は15000レースを超えています。数多くのシビアな現場を経験してきた現役アナが「喋るスキル」を通して、貴方の才能をアッという間にパワーアップします!

火曜日に東京で後輩と飲んでいました。

最近、メンタルに興味を持ち、本を読んだり、セミナーに参加したり、セッションを受けたりしているそうです。

そこで「これだ!」というセッションに出会い、その勉強を進めていきたいと熱く語っていました。


僕もキネシオロジーを学んでから、いろんなセッションを認識するようになりました。

それまでは正直、聞いたこともないものは「胡散くさい」と思っていました。


そして今回、後輩が言っていたものも初めて聞く名前でした。


さすがに以前のように胡散くさいとまでは思いませんが、「表れた結果の根拠はなんだろう?」とは感じました。

自分が、お金と時間をかけて学んだことは「凄い」とか「広めたい」と思うのは自然な心理です。


でも、それを学んでいない人は以前の僕のように怪しむ人もいるはずです。

実際、米国でキネシオロジーを学んだ時も「いいことを広めたい」と意気込んで帰国しましたが、妻に「怪しい」と言われ目が覚めました。

そうです、知らない人は「聞いたことない」ものは怪しいと身構えるのです。

学んだ方とは大きな温度差があるのです。


なので、学んだものの良さを「伝える」ことが必要になってきます。


自分の感覚で「良さを主張」しても届きません。

相手が、どう感じているかを観察しながら伝えていかなければいけません。

相手が「胡散くさい」という表情していれば、「僕も最初はそう感じてたけど・・・」と防御を解く言葉も必要でしょう。


相手に「いいかも」と思わせる説得力が必要なのです。


セラピストとして成功している人は、構えている側の防御を解く言葉を巧く操っている人でもあると思います。



ぜひ自分が学んだものを「人にわかりやすく伝えること」も考えてみてください。


「わかる人にはわかる」だけでは広まりません、「わからない人にもわかる」ように「伝える準備」をしていただきたいと思います。


「いいもの」は一人でも多くの人に伝えて欲しいものです。

ちなみに、僕は次回の東京出張で、後輩にそのセッションをつき合うように言われ、同意しました。


僕自身の中に「怪しい」感はなく、むしろ積極的に受けたいと思うタイプに変わってきたようです。(笑)




水曜日は、深夜にサッカー中継を担当します。



以上、スポーツアナウンサー 寺西裕一でした。






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