『永遠の0』

岡田准一、三浦春馬、井上真央、濱田岳、新井浩文、染谷将太、吹石一恵、夏八木勲、橋爪功ほか。


司法試験に落ちて進路に迷う佐伯健太郎は、祖母・松乃の葬儀の日に驚くべき事実を知らされる。実は自分と祖父・賢一郎には血のつながりがなく、"血縁上の祖父"が別にいると言うのだ。本当の祖父の名は、宮部久蔵。60年前の太平洋戦争で零戦パイロットとして戦い、終戦直前に特攻出撃により帰らぬ人となっていた。宮部の事を調べるために、かつての戦友のもとを訪ね歩く健太郎だったが…。

かなり前評判が良かった作品ですね。
井筒監督からは「戦争を美化しすぎだ」と厳しい批判もあったようで…。


ストーリーは個人的には物足りなさあり。
どういうストーリーなのかがハッキリしている割には何か足りないような。

主演の岡田君は演技力もあり、見た目も格好良いのはわかりきっていますが、今回、この映画で演技が際立って良かったなと思うのは、新井浩文さんと染谷将太さん。素晴らしい演技をされていて見入ってしまいました。
残念ながら春馬君は一歩及ばずと言ったところでしょうか(・・;)

お祖父さんの事をどうして必死に調べたくなったのか。
お祖父さんが何故、零戦を志願したのか。
まあ、見ていればわかるのですが、違う描き方があったのでは?役不足?と思ってしまいます。

涙腺の弱い自分が、二回みたけど泣けない。泣きどころがわからない。

個人的に一番見たかったシーンが「台詞から推測しろ」状態。(このシーンは向井さんのドラマ版では描かれているようですが)

祖父のルーツ…生まれた時にはすでに祖父(二人とも)が亡くなっていたので「祖父」と言う存在自体に憧れますが(^-^)

まあ、こういう戦争の1シーンもあるんだなって位で見たら(期待せずに)、泣けるかもしれません。

辛口になってしまいましたが、映画としてはナカナカ面白いと思います(o^^o)