名探偵コナン 考察(妄想) 三角関係

ジンとシェリーとベルモットの三角関係についてです
※この内容は哀ちゃんではなくシェリー(18歳の志保ちゃん)を前提としてのお話です

今回はジンとベルモット
ジンとシェリー
ベルモットとシェリーの3組の人間関係について触れたいと思います

(1):ジンとベルモット

まずはジンとベルモットの関係から見ていきましょう!

この二人については有名なお話になりますので軽く整理していきます

⚪この二人は以前は元恋人もしくは男女の関係だったのではないかと言われています
単行本の29巻「見えない恐怖」での会話で
ベルモット「どお今夜、久しぶりにマティーニでも作らない?」とジンに問いかけるシーンがありましたね

このマティーニはカクテルの名前でジンとベルモットが混ざって出来るお酒です
このことからジンとベルモットが男女の関係もしくは元恋人なのではないかと考えられます

それに対してジンは「黒と黒が交わっても黒にしかならねぇよ」とポエマーのような答えています

ではなぜジンがこのような事を言ったのか一連の流れを見てみましょう

このお話はジンとウォッカがバーにいる時の回です
この時ジンはウォッカの声に気付かないほど舞台で歌っている歌姫に見惚れていました

その最中にマティーニを持ってきたベルモットに割り込まれジンはベルモットに対して激怒していました

普通ただ見惚れていただけで割り込まれたから激怒するというのは不思議です

このことからジンは歌姫とある女性を重ね合わせていた事が分かります

さらにジンが先程言った「黒と黒」ですが「悪×悪」が混ざってもという意味かなにも捉えられます

「黒には白がお似合いだ」と言っているように聞こえます
さらにその時に歌姫が着ていたドレスは白色でした

さらにウォッカがジンに「ああいうのが好みですかぃ?」と聞いていたのでジンは純白な女性が好みであることがわかります

またジンはベルモットに対して「あの女の秘密主義にはもううんざりだ」と言っていましたので
ジンが思い浮かべてた女性は秘密のない全てをさらけ出しせる関係だったのではないでしょうか?

つまりジンとベルモットの二人は元恋人ではなく男女の関係なのだと考えられます

マティーニのカクテル言葉は「トゲのある美しさ」=「美しい花には棘がある」ということわざから
どんなに美しいものにも危険な一面があるという事ですね!



(2):ジンとシェリー

次にジンとシェリーとの間の関係について整理していきましょう
この2人に関しては元恋人関係にあったのではないでしょうか?

ジンのいう「純白な女性」とはシェリーの事を指すのではないでしょうか?
何故そう思ったかというと

⚪一つ目は最近ではベルモットがシェリーに対して凄く執着心を持っていたのはご存知かと思いますが
最初の頃はベルモットよりもジンの方がシェリーに対して執着していました

二つ目は第176話~第178話の「黒の組織との再会」でのことです
これはシェリーが黒の組織を脱走してから初めてジンとウォッカに対面する回ですが

学校帰りのコナンくんと哀ちゃんが道端に止まっているジンの車(ポルシェ)を発見します
その時はジンたちが不在だったのでコナンくんは車内に盗聴器を仕掛けます

盗聴器を仕掛けてその場を立ち去ると戻ってきたジンが車の中に異変を感じます
その異変に気付き哀ちゃんが落とした赤みがかった髪を見つけて拾います

まるで浮気された女性が男性の車で髪の毛を見つけるような怖さでしたね

さらにジンはその髪の毛が哀ちゃんのものだと突き詰めていましたが髪の毛だけで何故分かるのでしょうか?
それは二人の関係がかなり親密だった可能性が高いと考えられます

⚪三つ目はシェリーの行動がジンに読まれ過ぎていることです

シェリーがホテルにやってくると踏んだジンは仲間を集めて始末しに行こうとみんなでホテルに向かいます
シェリーは一度捕まりますが煙突から屋上へ必死に逃げ出します
しかしその逃げ出した先にはジンが待っていました

ジンは物凄く頭が良く切れ者なので推理したのかもしくはシェリーならこういう行動を取ると予測したのか
どちらにしてもシェリーの行動パターンが読まれすぎていました

またシェリーが黒の組織の中でどんな事をしていたのかですがシェリーは「科学者」です

普通に一介の科学者と組織の幹部が深い関係にあるとは考えづらいです
また一介の科学者の行動パターンを読んで先回りするのは難しいものがあります

このことから二人は親密な関係だったからこそシェリーの行動をジンは読むことが出来たのではないでしょうか?

⚪四つ目はコナンくんが哀ちゃんに問いかけた一言です

事件が終わり哀ちゃんのことを見ていたコナンくんは哀ちゃんに対して気になる事があって
コナンくんは哀ちゃんに対して「なぁお前、ひょっとして組織にいた頃…」と聞きます

その後は哀ちゃんに遮られてしまいこの話は終わっています

このことからコナンくんが言おうとした言葉の続きはおそらく「ジンと付き合っていたのか?」または「ジンと深い関係にあったのではないか?」になるのではないでしょうか?

⚪五つ目はジンがシェリーを思い浮かべる時はいつも裸の姿であることです

また作者が服を描くのが苦手とかめんどくさかったと言われればそこまでですが

素直に見れば男女の関係なのかなと一度は考えますがシェリーとジンの二人の間には秘密が無いから全てをさらけ出せる関係だったのではないかと考えられます

ここでさらに先ほどのベルモットとジンの時のように
ジンとシェリーを混ぜると「ロック・ア・コー」というカクテルになります


このレシピは「ジン:1とシェリー:1」から作られます
このレシピの配合を「ジン:3とシェリー:1」にすると「フィノ・マティーニ」というカクテルになります


一見するとフィノ・マティーニとマティーニの名前は似てますが同じカクテルでは無いです
このことからジンとシェリーとジンとベルモットは似た関係だということも分かりますね♪

ジンとシェリーは元恋人や親しい間柄で
ジンとベルモットは男女の関係ではないでしょうか?

またフィノ・マティーニの方がジンの割合が多い事から過去に付き合っていてジンがシェリーに対して何かを引きづっている
何かあった事を匂わせているようにも考えられます

フィノ・マティーニはドライ・マティーニの言葉の「知的な愛」に含まれるのかなと思います

またシェリーにもカクテル言葉があります
シェリーのカクテル言葉は「今夜あなたに全てを捧げます」です



先ほどのようにジンとベルモットのお話で
ジンがある女性のことを思い浮かべていましたがその女性はお互いのことを知り尽くした存在であると言いました

そしてシェリーのカクテル言葉「今夜あなたに全てを捧げます」
もしこれが付き合っていた頃のジンに対してであれば二人の関係はお互いを知り尽くした開係なのではないでしょうか?

なのでこの場合はジンが思っていた純白の女性はシェリーなのではないでしょうか?
シェリーにとっては宮野明美をジンが殺害したからことで組織を抜けます
組織を抜けて内情を知っているシェリーは消される存在であるがために今はかつてのような気持ちはもう無いわけです


(3):ベルモットとシェリー

最後にベルモットとシェリーの関係についてですが
最初の頃はジンの方がベルモットよりシェリーに執着していましたが今はジンよりベルモットの方がシェリーに執着しています

何故ベルモットはシェリーに執着しているのでしょうか?

⚪一つ目はベルモットは黒の組織の研究のことを愚かな存在と考えています
さらにベルモットはシェリーのことを「生きていてはいけない存在」として始末しようとしています

そこにはシェリーが愚かな研究に関わっていたからこそベルモットが執着していると考えられます

ただそうなると疑問が出てきますよね
それならば宮野志保のお姉さんである宮野明美も少なからず研究に関わっていますので対象になるはずです
しかしベルモットは宮野明美を始末することはなくジンが殺害しています


⚪そこで考えられるのが二つ目の理由であるシェリーとジンの関係が関わっていると思われます

ジンは基本的に人に対してそこまで関心を持つ人間ではありません
しかしそのジンがシェリーには心を開いてベルモットには心を開いていない
そこに対して嫉妬していたのではないでしょうか?

ベルモットも凄く頭がいい女性です
何の考えもなく行動するタイプでもありません

ジンとの関係も何か考えがあっての行動でそれをシェリーが居ることでジンのことを上手くコントロール出来ないのです
だからこそベルモットにとってシェリーが目障りな存在で消えて欲しいと思っているのではないでしょうか?

そして愚かな研究に携わったシェリー
さらにジンとシェリーの関係の理由が合わさってシェリーに執着しているのではないかなと個人的には考察しています

この辺りも黒の組織と決着が着いていくにつれてこの三人の関係も明かされていくと思います

最後にベルモットとシェリーのカクテルも存在しています
それが「アドニス」と「バンブー」です

⚪このアドニスもカクテル言葉がありますがまず先に花言葉から見ていきましょう
アドニスの血から出来たとされる花はアネモネではなく福寿草です

なのでアドニスは福寿草のことを指しています
福寿草の花言葉は
・「幸せを招く」
・「永久の幸福」
・「悲しき思い出」という意味があります



今回のベルモットとシェリーの場合はギリシャ神話のアドニスから由来する「悲しき思い出」が相当します
二人にも過去にそれぞれ悲しい思い出がありそうですし当てはまりますね

アドニスのカクテル言葉は
・「悲しい恋」
・「謙虚」という意味があります



バンブーのカクテル言葉は「自制」です
バンブーは竹の事です



⚪竹の花言葉は
・「強さ」
・「節操がある」
・「不動」

⚪節操があるとは

節義を堅く守って変えないことや自分の信じる主義・主張などを守り通すことです
現在の哀ちゃんとベルモットはその通りに行動していると思っています