新書館ブックフェアやってるで!! | 消極的にはきだしたい

消極的にはきだしたい

自分のペースでゆっくり楽しみたい。。。超個人的BL足あと帳です

こんばんわ、たけのこです。


新書館ブックフェア2023

開催中〜アップ

対象作品は何と半額!!


https://books.rakuten.co.jp/event/e-book/camp-jcg/?dir=2023/09/&mid=170563


一穂ミチ先生の作品いっぱいアリマス飛び出すハート

去年か、その前くらいにやってたフェ

アのときに、大人買いしたんよな〜知らんぷり


まずはこれ!

映像作家の潮✕見た目は王子中身は性悪アナウンサー計

一穂ミチ先生の、いいところが凝縮してる、初心者にも取っ付きやすい一冊であり、シリーズでもあります。

性悪って書いたけど、全然違うね。

周りの目が怖すぎて臆病故に表ではイイコぶって、裏では悪態付きまくり。

だけど、取り繕うのも隙がなく、隙を見せないように裏ではめちゃくちゃ努力を惜しまない。すごく難儀な性分、生きづらそう!!

そんな受けの計を、ただただ受け入れてる、懐がめちゃくちゃ深いイイオトコ潮。 二人の掛け合いが、漫才かコントかって位テンポも良くて面白くて。お互いを大事に思い合ってるのがひたすら愛おしいですラブラブ


番外編も続々!

↓計の後輩アナの皆川✕ADなっちゃん



一穂ミチ先生作品の、めっちゃさっぱりしてる、青空みたいな攻め君が良きです飛び出すハート

天は二物も三物も与え給うたか!?

ってくらい恵まれてる、計の後輩アナウンサー皆川(攻)

性格もただひたすら明るい陽キャってこんなやつ!の見本みたいな。

イエスノーでは、当て馬として登場しましたが、その後レギュラー化を果たしまして、本作ではついに救済されます!

お相手は、外部の制作会社所属で、計のニュース番組に派遣されてきたADなっちゃん(皆川が名付けたあだ名)

お話はなっちゃん主体で進みます。

この受けくんは、過去のトラウマでメンタル閉じこもりがちですが、仕事に対してとても真面目。人付き合いも真面目ですごく腰も低いので、周りから可愛がられるタイプ。

今の制作会社に入社したのは、トラウマ時代に視聴したテレビバラエティのPだった相馬に憧れたから(その後恋心に気づくが秘めたまま)。

念願かなって相馬の元で番組制作できるが、相馬が難アリ人物で、番組自体は高視聴で人気を博しているのに、手詰まり感の空気があって。

そんなときに、計のニュース番組になっちゃんが派遣されたことで、皆川とのお話が展開していきます。

なっちゃんは大阪出身なので、大阪弁で物語が進みますが、メッチャ心地いい!!

私も関西圏出身なのですが、細部にわたり大阪のニュアンスが描き出されていて、ほんとお上手。会話のテンポ感が、関西ローカルのワイドショーとか夕方ニュースってこんな感じやったわ〜っていつも思ってしまう(笑)



さらに番外編!

満を持しての大人カポー!!

計の出演するニュース番組の

総合Pの(イケオジ)設楽✕性格難あり天才相馬

同じテレビ局内のお話だけど、前作とは打って変わってめっちゃ大人な雰囲気。

相馬主体でお話が展開されるのですが、

横顔と虹彩から10年くらい遡って、設楽と相馬がニュース番組で一緒に仕事始める頃からスタートします。

横顔と虹彩で、相馬がとんでもない人物だったのは描かれていて、正直、この人がBLになるんやろか!?な半信半疑で読み始め、始めちゃうとBLだったのも忘れちゃうのですが(でも、話には引き込まれる)

まあ、BLなんでそういう(エロい)展開になるのですが、全然甘甘じゃない。

多分全編通しても、そんなに甘甘展開じゃない。でも引き込まれる。

この次の番外編「つないで」で、広島の集中豪雨のお話がありますが、ドキュメンタリー読んでる気分になったよ。

電子書籍だと、「ふさいで」「つないで」には挿絵なかったですが、(中扉絵的なやつはあった)紙書籍はどうだったのだろう?



イエスノー以外の作品も!



好き嫌い分かれそうな作品なのかな〜?

ちらっと思わないでもなかったが、私は結構好きで、何周したかわからない。

性格も見た目もイケメンで、お仕事もまずまず順調で(大手家電メーカーの営業マン)同棲中な美人の彼女がいて順風満帆。

なんの不自由もなさそうに見えるのに、セックスしたくても彼女に拒まれるためできないという、とっても不憫な攻・一顕(かずあき)と、

事故で両親をなくし、幼馴染みの和章と同居してるうちに、和章を恋愛的に好きになってしまった、過保護的に構われていているのに、アプローチしてもまったく相手にされず(めっちゃ抱かれたい)、でも諦めることもできない、がんじがらめでままならい受けの整(せい)が、

ひょんなことから出会い、お互い想い人がいる状態にも関わらず、それぞれセックスできないジレンマが高じて、一顕と整が結ばれるという、浮気とかネトラレ要素もありそうなお話。

ストーリーも衝撃的ではあるのだけど、メールのやり取りでだんだん温度が上がっていく感じとか、全体的にはなんだか文学的で、味わって読んでしまった。

通じ合ってからは、激甘でした飛び出すハート

一度全部壊れてリセットするのですが、その最初のお話し合い(?)の場に、小田急ロマンスカーが登場するとこ、めちゃくちゃ大好きです!


「ふったらどしゃぶり」のスピンオフ


整の想い人だった(攻)和章と

和章の大学の恩師の孫の(受)柊

のお話もありますよ〜飛び出すハート

どしゃぶりのときの和章はなかなか偏屈そうなイメージで、ちょっと好きに慣れなさそうなタイプだったけど、受けの柊君がイイコで救われました!




新書館フェアは9月4日までだそうです!

新書館の一穂ミチ先生作品は読破してるのですが、

テンカウント全6巻、対象なんですよね〜

昔満喫で制覇しましたが、アニメ化の噂もあるしまた読みたいかもなんよな〜