【社会】海上保安学校入試の伝統、片手懸垂廃止へ 巡視艇高機能化、片手懸垂での脱落者多数で
海上保安庁(海保)は新年度から、海上保安学校(京都府舞鶴市)と海上保安大学校(広島県呉市)の入学試験で、「片手懸垂」の実技を取りやめる。
海で命を守るために海保独自に課してきた「伝統の実技」だが、巡視船の高機能化などを背景に廃止する。
両校とも2次試験の体力検査で反復横跳びなどとともに、片手懸垂を男女ともに課してきた。
垂らした結び目のあるロープ(直径2・5センチ)に右手で3秒間、左手で3秒間ぶら下がる。
できないと不合格となる。
海保や第8管区海上保安本部(8管、舞鶴市)によると、片手懸垂は巡視船から小型艇を揚げ降ろしする時に命綱につかまったり、急な高波から身を守ったりすることを想定し、1948年の海保発足以来行われてきたとみられる。
船の機械化が進んでロープに体を預ける作業が減ったことや片手懸垂での脱落者が多いために廃止を決定。
今年5~6月実施の試験から「鉄棒の両手ぶら下がり10秒間」に変更する。
8管総務部は「公園で練習できるので、多くの人に受験してほしい」と呼びかけている。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100314000019&genre=C4&area=K00
大丈夫かよ、海保(笑)
片手懸垂って言うからさ、昔倉本昌弘プロ(古いな)がCMでやってたやつだと思ったんだよ(若い人はぐぐってくれ)
500円玉の直径のロープに片手で3秒ぶら下がれればOKって・・・
で、これで脱落する人が多いから、鉄棒に両手で10秒ぶら下がるのに変更なのね(号泣)
私は自衛官の中では下から数えた方が早いレベルの体力(鉄棒での懸垂はいまだに1回しかできない)だったが、これ位は余裕でできるぞ(苦笑)
↑言い訳させてもらえば、私は『頭脳労働』目的で自衛隊に入ったのでね(笑)
まあ、海猿でなければ、肉体労働とはいえないんだろうけどね。
そこまで基準を下げないと合格者が少ないようだと、海保がどうのと言うよりも、日本人の体力自体に赤信号だと思うの(笑)