集ろう唐桑音楽祭について | You-SuKe official blog

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シンガーソングライターYou-SuKeのブログです。

Facebookページに書いた文章ほぼそのままですが、ブログにも書いておきます。
今年に入ってブログもHPの更新もあまり出来てないのは、ネギとこの音楽祭のせいということにしておいて下さい(笑)

なぜ僕がこのようなイベントをやろうと思ったのかは、沢山の理由ときっかけ、人との出会いがあったわけで、簡単にはまとめられないのですが、2011年3月の終わりから、この唐桑という地域に関わって来て、見えて来た答えの一つです。

こんな声がありました。
地元(唐桑、気仙沼)
・地元の人間だけじゃ、どうにもならないのは分かってる。どうしたらいいのかは俺にもはっきり分からないけど。
・みんな疲れてるけど、町に活気がなくなっていくのは一番良くない。
・唐桑の伝統芸能はどうにか守って行きたい。
・部活動の発表の場があるというのはとても嬉しい。
・震災をきっかけにずっと続いていくようなお祭りがあったらいい
・また来てほしい。

他所
・ボランティアで行ったことがあってまた行きたいけど、次にどのタイミングで行ったらいいのか分からない。
・一人では交通費が大変で、なかなか行けない。
・何かをしたいけど何をしていいのか分からない。
・何かが自分にできると思ってない。

唐桑は震災前から過疎問題を抱える地域でしたが、震災以降、全国から沢山の若者達がボランティアとして唐桑に訪れました。
そして、沢山のアーティストやミュージシャンも唐桑を訪れ、地元の人達は少なからず感動したし、明日への励みにもなってきたました。(僕が言う立場でもないですが...)
そして唐桑には伝統芸能が沢山あります。

それならば、年に一度、今まで唐桑に関わって来たアーティストが集まる日があってもいいんじゃないか。唐桑の伝統芸能が集まる発表の場があってもいいんじゃないか。今までボランティアで行った人達がこのタイミングで行ったらいいんじゃないか。ボランティアスタッフでもただの参加者としてでもいいんじゃないか。その日は活気ある町になるんじゃないか。まさにお祭りじゃないか。

余所者の僕がこう出しゃばるのはどうかとも思いましたが、現地の人達と僕ら余所者の恊働が、未曾有の震災に立ち上がり自然と共に生きていく新しい町づくりと、力強い復興へのヒントになるんじゃないかと思ったのです。

考えたら僕は、これまでこの唐桑という地域に色々な形で関わって来た人達と繋がっています。
僕が出来る、僕にしか出来ないことを見つけてしまったんです。もしかしたら、地元の人達を巻き込んでお騒がせするだけの失敗に終わるかもしれない。音楽の事なら多少分かるけど、こんな大きなイベントの運営なんかやったこともない。でも逆に、これからの唐桑の未来に少しでも役に立てるかもしれない。
僕の考えが正しいのかどうかは僕にも分かりません。きっと誰にも間違いない事なんて分からないんじゃないでしょうか。

だとしたらやらないよりやるべきじゃないのか。

だって「やるよ」って言ってくれてる人達がこんなにもいるじゃないか。

この数ヶ月、イベント実現へ向けて動いてきましたが、嬉しい事に今のところ現地の人達からは歓迎されていますし、協力してもらってもいます。

来年もまた続くのか、この唐桑にとって今後も必要なイベントなのかは今はまだ分かりませんが、信じた道を今はひたすら突き進むまでです。

みんなの笑顔を見たくて、一緒に笑いたくて、今はただ頑張ります

長文失礼しました。


集まろう唐桑音楽祭
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