そらやんです

伊丹空港のゆるキャラですね。


この『そらやん』かわいいなぁって…

3年前くらいの写真です。

もう、関東エリアに住んでる時間の方が長くなってしまいました。

生まれてから27歳まで関西エリアにいました。

そこから関東エリアに住んで29年です。

関東に出てきた時、関西弁がこんなに特徴のあるものとは思いませんでした。

関西エリアでは関西弁が普通ですから。

関東に出てきて、関西弁では苦労した事も多いです。

関東の人たちは関西の人はみんなおもしろいと思ってるんですが、そんなことはないです。

逆に真面目な話しても冗談と取られたりしてました。

当時は仕事も営業ではないのですが、客先を回る事が多くて…

客先の人に面と向かって関西弁が嫌いだといわれた事もあります。そういう人はだいたいは地方出身で東京に住んでるご年配の方が多かったですね。

客先では関西弁を止めようと、イントネーションを全て直しました。

今では、仕事で話す場合は関西人だとはわかりません。

でも、砕けてくると関西イントネーションに変わります。

基本は使い分けてますね。

だけど、故郷というのはやはり関西です。

例え実家がなくなったとしても、やっぱり関西の人間です。

だから、私は逆に東京という街が未だ好きになれないです。

流行りの最先端で、ひと月経つと新しいものと古いものが入れ替わっていく。

私にとっては薄っぺらいとしか思えません。

トレンドというもの自体がつまらないもので、

それに流されていく人間も、やっぱりつまらない人が多いように感じます。

確固たる自分というものを流されずにいつも持っている人に魅力を感じます。

東京が全て嫌いというわけではないです。

東京都心部は嫌いですが、下町は逆に大好きです。

寅さんシリーズ大好きでしたし、

柴又や帝釈天が憧れの場所でしたから。


寅さんが好きになったきっかけというのが、

…小学校高学年の頃だったと思います。

映画好きだった父が私に、

スターウォーズを見に行こう!

って、誘われて…

もう、スターウォーズ自体が終わりかけてる時だったので、

小さな映画館でそれも二本立てでスターウォーズを見たんです。

一番最初のスターウォーズですね。

そして、二本立てのもう一本…

お察しの通り、男はつらいよでした。

タイトルは覚えてないのですが、

大原麗子さんがマドンナでした。

字幕を読まなければわからない洋画よりも、

素直に入り込む寅さんがすごく楽しくて、

大原麗子さんもかわいくて…

そこから、TVの映画で寅さんやってたらいつも見てました。

いつかあと帝釈天って所に行こうって思ってました。

いざ、関東に住み始めると、

その憧れの地に行くのが、もったいなくて…

結局、つい5年前くらいに初めて行ってきました。

昔からそうなんですよね。

あれが欲しいとか、あそこに行きたいとか、

そう考えた時に、それをすぐに達成したがらない。

簡単に欲求を満たしてしまうと、ありがたみが薄れてしまう…

だから、もう少し我慢しようって…

そんな風に考えてしまいます。

待って忘れるくらいなら、その欲求はそれほど強くないんだと…

ほとんど衝動買いをしないのもそのせいですね。

店で良さげな物を見つけた場合、

安い物でもしっかり考えた上で一週間くらい寝かします。

それでも欲しければ買います。

本当に欲しければ、一週間くらいあっという間ですから。

我慢するほど手に入れた事がとてもうれしく感じます。

私、思うんですよね。

欲してから、達成するまでの期間が長ければ長いほど、達成してからも長く楽しめる。

そんな気がします。

若い頃に欲しかったギターは手に入れるまで約30年我慢しました。

それでも欲しくてやっと手に入れた宝物です。

きっと死ぬまで弾き続けると思います。

まぁ、これからは人生の残り時間も考えなければならないので、待ちすぎるのも考えものですけどね。

楽しむ時間がなくなってしまいますから…ね。


やけのやんぱちひやけのなすび、

いろがくろくてくいつきたいが

わたしゃいればではがたたねぇってきたもんだ!