不動産屋が行っている6つの集客の方法 | 『不動産のしくみと新常識』著者ブログ

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株式会社ユー不動産コンサルタント脇保雄麻

不動産屋が行っている6つの集客の方法

あなたが不動産売買を経験されたことがあるならば、

不動産屋に初めて問合せしたときのことを覚えていますでしょうか?

 

購入にしろ売却にしろ

不動産屋に問い合わせるときのタイミングや心情は全く違っていたと思います。

実は不動産屋は、1件の契約を得るために行っている基本的な6つの集客方法があります。

今回は、不動産屋が行う6つの集客方法についてです。

 

問合せするお客様のタイミング(心情)により集客方法を分けている

もしすでにマイホームを探しているのなら

気になる物件が販売されている広告を見たら興味持つと思います。

逆に全くマイホーム購入なんて考えていなかった人なら

販売されている広告を見てもスルーしてしまうでしょう。

 

では、

全くマイホーム購入に興味なかった人は家を買う事が無いのでしょうか?

答えは、そんなことは無いですよね。

全くマイホーム購入なんて考えていなかった人も

何かのきっかけで家を購入したなんてことはよくある話です。

 

実は不動産屋は、

今すぐ物件を探している人と何かをきっかけで物件購入する人がいるのを分かって

6つの集客方法を使い分けているんです。

 

 

見込み顧客のタイプ分けに関しては、『不動産のしくみと新常識』p39

 

 

まずは買付もらう?買付って何?

不動産売買契約の締結前に

契約の相手方との条件交渉や購入の意思表示を書面で行います。

購入の意思表示を契約の相手方にするのに必要なのが

買付証明書(かいつけしょうめいしょ)と言われるものです。

通称、買付(かいつけ)なんて言ったりします。

 

たまに仮契約なんていう人いますが、

仮契約なんてものはありません!

 

また、買い付け証明書事態には、何ら法的拘束力はありません!!

では何故、

買付証明書を記載するのでしょうか?

先にも説明した通り購入の意思表示を書面で行うためです。

「この物件買います!」って手を上げて契約しても法的に問題ないのですが。

口頭だとそんな条件を言った覚え無い等の言った言わないを避けるため買い付け証明書を書いております。

 

不動産仲介業務の慣習上でも購入の意思表示は、買い付け証明書を書いてもらっているのが通常です。

 

買付証明書については『不動産のしくみと新常識』p139に記載あります

 

 

問合せから買付申し込みまでの流れ

 

上記の流れはあくまでも基本的な流れですので、この通りに進むとは限りません。

 

例えば、すでに購入しようとしている家の条件等はすでに整理できていて

あとは条件に合致する物件が売り出されれば購入したいというお客様に対しては、

問合せからいきなり内覧という状況に飛ぶわけです。

sumoやアットホーム等のポータルサイトに物件掲載しているのは

まさにこの手の流れになります。

 

集客の話に戻ると

物件の広告だけが不動産屋の広告という事ではないんです。

先ほども説明したように

全く興味が無かった人がマイホームを何らかのきっかけで購入するという事だってあるわけで。

そのきっかけを作る広告をそういうタイプの人たち向けに不動産屋は広告を出しているのです。

 

 

不動産屋が行う基本的な6つの集客方法

  1. インターネット
  2. ポスティング
  3. 現地販売会
  4. 電話営業
  5. セミナー
  6. ダイレクトメール
 
インターネットは、先ほどのポータルサイト以外にも
最近だとユーチューブやラインでの広告でも不動産屋の広告見かけたりしますよね。
 
ポスティングやダイレクトメールに関しては、
『あなたのマンションを購入したいという人がいます』というDM良く見ないですか?
条件よくて売る気なかったけど、そんな条件よいなら売却しても良いかなぁなんて気にさせるような。
中には、話をもりすぎだろとツッコミたくなるような内容の人物が購入意欲満々だと。
 
もうお気づきになりましたか?
その人物架空の人物です!!
 
その不動産屋の目的は何かというと売却の依頼を受けたいのです。
「そんな条件が良いなら売却検討したい」と問合せしたとしたら
業者からは「その人に紹介するために当社と売却の媒介契約締結しなければなりません。」との返答。
媒介契約後には「実は購入希望のお客様他の物件購入してしまって」等の返答。
他に購入希望している買主がいますので3カ月頑張らせてください。それがシナリオです。
 
全ての不動産仲介業者がそうだとは限りませんが、
売主が興味そそるような内容での購入見込み客がいるようにチラシを脚色しているという業者の話も聞きます。
何をきっかけに興味を持つかは分かりませんし
初めから売却や購入に興味があったかもしれません。
いずれにせよ
不動産屋がおこなう6つの基本的な集客方法があることを知ったうえで
消費者としては冷静な判断が必要という事です。
 
不動産屋は昔から千三屋(せんみつや)といわれてますから、、、、、。
 
 *千三屋:千のうち3つしか本当のことを言わない
 
 
集客方法については『不動産のしくみと新常識』p37に記載しました

 

 

 

 

 

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