今まで書いてきた通り、
子供の反抗期にぶち当たった私は、
どうしていいのか全く分からなくなりました。
そして、いろいろと育児本やら、
勉強法の本やらを買いこんで読んでみたり、
ネットで反抗期の乗り切り方を検索したり、
育児系のブログを読んだり、その結果、
精神論的なコーチングにたどりついたり、
ここ数週間の私は、とにかくこの状況をどうにかしたいという思いから奔走しまくりました。
それでも時間は、刻一刻と過ぎていくし、
その間、全くと言っていいほど勉強をしていない息子を見ていることほど、歯がゆいものはありません。
そして、運命の、とでも言うべきか、
長い夏休みにそのまま突入してしまいました
世の中には、実に様々な、子育て論があることが分かったのですが、言い方の差こそあれ、大筋は一つのことでした。
子供の自己肯定感を高める。
これです。これの一語に尽きます。
分かっていたつもりだったんですけど、
全く分かっていなかったことが分かりました。
そして、この自己肯定感を高めるための親の関わり方というのが、様々に展開していくわけです。
理論としては、
北風と太陽が一番いいような気がします。
「勉強しなさい」は言わないこと。
じゃ具体的に実際どうしたらいいのだろうと
また思い悩みました。
とにかく自分のできそうなこと、
我が家に合った方法を模索してみたり、
信念、直感みたいなもので選んでみたり、
そうかと思えば、どうにも決められなくて、
ずーと深く深く、そのことばっかり考えています。
思い返すと、私のこれまでの人生は、
いつも迷ってばっかりでした。
人生とは取捨選択の連続ですよね。
迷って迷って、いつも大事なことを自分で決められなくて、もういっそ誰かに決めてほしくて、誰かに相談したり、そんなふうな人生を歩んできました。
そして、結婚後に自分がしてきた選択、特に子育ての方向性についての取捨選択は、残念ながら、もうほとんど常に間違った方を選択してきたようです。
それは、今はっきりしました。
今になって、あの時、ああしていたら違っていたのかなとか、違う道を選んでいたら、どうなっていたのかなとか、そんなことばかり考えてしまいます。
そして、子供が赤ちゃんだったあの頃に戻りたいなぁと本気で思います。
今の知識や思考であの頃に戻れば、
もっと上手に、もっと悩まずに、
子育てができたと思うから。
そして、今になってこんなに悩むこともなかっただろうから。
もう一回、子育てしたい。
あの頃は、子育ては自分に向いてないから、
もう勘弁なんて思っていたのに、馬鹿な話です。
自分が馬鹿だった、間違っていた、
ということは認めます。
反省もしてます。
さて、これからも、
取捨選択は続きます。
差し当たって、これから訪れるあらゆる場面で、
子供にどう言葉がけをするか、対応していくか、日々一瞬一瞬、取捨選択を迫られていくわけです。
そんな時、いろんな子育ての方法から、
何か一つ自分の方法を選ばなくてはいけないのですが、相変わらず、すごく迷ってしまうのです。
迷ってずっと考えるんですけど、結局は、
自分がいいと思ったことだけ選りすぐって、
それを独自に組み立て直したり、
または変換したりして、
やりくりしている状況ではあります。
毎日のように、大小様々な「えっ、こういう時どうしたら?」というような案件に出くわします。
その度に、AかBかの取捨選択をしています。
なんだか、人生ゲームのように。
そして、今、一番迷っていることがありまして、迷いに迷って答えを出したので、
次の時に書きたいと思います。