昨日真ん中しいさんの吹奏楽部の演奏を聴きに、
末っ子すえ子さんと久しぶりにテクテク歩いて会場へ。
部活をサボる同級生や練習中おしゃべりに興じる先輩達を横目に、
ひとり黙々と練習を重ねていたしいさん。
演奏中の軽快なフルートの音がひと際きれい。
しいさんの重ねてきた努力が素敵な音色になっていました。
いつも向上心を持ってひとり黙々と練習する姿は、
本当に誰の血なのかしら?と感心するばかりです。
苦手な教科があっても、
オッチョコチョイで理解っている問題の点数を落としても、
ついうっかり忘れっぽくても、
しいさんには素敵な力がある。
それをそ~っとず~っと育てていけたらいいな。


さて、去る3月1日は、
おちびさんの高校の卒業式でした。
無事に大学も合格し、
ホッとした状態で迎えられたため、
本当に子育ての一段落という感じ。
まぁ、だからって感慨深い訳でも無く、
正直高校生活はほぼノータッチだったので、 
何だか肩の荷は下りたものの空っぽで終わった感満載。
高校入学以降、毎度何の報連相もなく、
ひとりで判断し進めてしまい、
こちらが尋ねればウザがられ、
タッチさせてもらえなかったという感じでした。
大学も自分がすごく行きたいところがある訳ではなく、
散々悩んだ結果とりあえず行っておこうの進学だったので、
ランク的に程よい努力で行けそうで、
尚且つ奨学金返済を見据え学費抑え気味な大学をチョイスしたおちびさん。
周りの友だちに聞いたら、
みんなすごい数の学校や学部を受験する事にびっくり。
受験費用だけでやっすい中古車買えちゃうのでは?
うちはわたしが、
行きたくもないとこにお金掛ける意味あるの?と言う疑問があり、
色々口うるさく言ってたので、
まずは共通テストを受け自己採点により利用を見送り、
その後3校(受験は4個)を一般受験、
うち2校に合格し、
通いやすく学費抑えめな大学に決めました。

おちびさんいわく、
こんなに受験校も受験数も少ないのは珍しい、
よく俺合格したな!と自分で感心してました。

わたしは全く未知の世界なので、
何が当たり前なのか分かりませんが、
勉強したい訳でもないのに、
何百万もの大金を借金してまで、
なぜ必死に大学に行こうとするか?
そこにどんなメリットや意味があるのか?
いまだに不思議でなりません。

本当に学びたい事がある時は、
いつでも学べるし経験もたくさんできる。
学びたい事があれば進学すればいいだけの世の中になればいいのに。


肩の荷が下りたところで、
実際母は何からも卒業なんてしとらん。
これからも必死こいて学費稼ぐわけだし。
高校は出席数ぎりぎり、朝は起きない、バイトは遅刻、
こんな生活だったので大学費用は1年間は出すけれど、
2年目以降はどんな生活になるかも分からないため、
自分で奨学金に頼るよう伝えてあります。
おちびさんのがんばり次第でどうするか検討するつもりです。
真ん中しいさんは留学したいらしいし、
予算に限りがあるため、
がんばりたいひとのために費用を捻出したいと思います。

未来は開いてる。
自分がより良き方へ何となくではなく、
ちゃんと1歩1歩真剣にたのしく歩んで行って下さい。
卒業おめでとう🌸