給与支給日が15日を目前の事務屋は、今が一番、ストレスが溜まる時だ。
それが、「人」に係ることなら、尚更イライラ感が増える。
スポット時にふと、事務所内を鳥瞰しながら、ウェブでネットサーフィンしてたら、ピッタンコの一文を見っけ!
イソップの寓話には、正体を隠して着飾ってはみたが、結局はお里の知れる話がいくつかある。
たとえば「ゼウスと狐」の狐は、神であるゼウスに動物の王の位を授けられる。
しゃなりしゃなりと輿に乗る狐の目の前に、ゼウスは試しにコガネ虫を放す。
すると狐は輿から飛び出し、なりふりかまわず捕まえる。
ゼウスは怒って、狐を元の身分に戻してしまう。
衣装で本性が変わらないことを、この話は説く。
以前、当時オレを管理職に引き上げてくれた社長曰く「立場は人を作る(造る・創る)」。
基盤が出来ている「会社」ならそうだろう。
長い時間を掛けて作り上げてきた「会社」だからこそ、そこでの立場が人を作ってくれるのだろう。
ところがそんな会社ばかりではない。
「王のくらい」の代わりにあてはまるもの・・・スーツ、車、名刺の肩書きなどなど。
自分以外は皆、ゼウスと思った方がイイ。
自分の想像する、格好イイ自分になるために、まだまだ沢山、努力せねば...。