高校生でも図書館でミッケ!をやっていた獣医師youです。
あれ、楽しいんですよ。
登場人物紹介◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
;筆者です。動物のお医者さんやってます。割とポンコツです。
ミッケに似た海外のゲームに一時期ハマっていた。
海外のゲームはかなりシビアなので、難しいんです。
;動物看護師長。おたアヒママ(おたまアヒルのママ)。言いにくい。
「何もしない」ができないyouを冷ややかな目で見ながら
「ほんと、いつも何かやってるよね」と言う。
自分も同じくせに。
;よく泣くジャイアン。3歳児。新人1号。おたまと呼ばれる。
私のゲームを見ながら「上手だねぇ」と言う。
が、何を基準に上手と言っているのかわからない。
;アヒル先生。新人2号。安定の後頭部ちょいハゲ0歳児。
ゲーム機は食べ物。美味しそうにベロベロにしてくれる。
:訳あって集まって来た動物たち。
:ゲームをやっているyouの膝の上で寝るのが趣味。つみれさんです。
コントローラーの上で寝るので、超邪魔。
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おたまちゃんと大人も楽しめる絵本「ミッケ!」をやっていた時の話。
(綺麗な写真の中から指定されたものを探していく絵本です。)
「ライオンさんどーこだ」
「ないねぇ、ないねぇ…」
…ゴソゴソ…ゴソゴソ
「あったよ」
と、手に持っていたのはライオンさんのぬいぐるみ。
おたまよ、借り物競走ではないのだ
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ここ最近、お薬のあれこれについて語らせて頂いております。
何年も病気のことばかり書いてきたので、ちょっと休憩な感じです。
個人輸入
についてわかりましたでしょうか
今回はその危険性についてもう少し掘り進めていきます。
前回
【番外編】海外のお薬を買うということ(飼い主さんによる医薬品の個人輸入について)①
○よく聞かれるのがフィラリアの薬について。
そう、フィラリアの薬は日本の法律上、ネットでは買えない要指示薬に分類されています。
普通は買えないし売っちゃいけない。
ただ、ネットは世界につながっていますので日本の法律が届かないところからは購入できてしまうことがあるのも現状です。
○正規のルートで購入できない薬には訳がある。
「要指示薬」とは、
・専門的な知識や技術を必要とするもの
・副作用が強いもの
・病原菌に対して耐性を生じやすいもの など
が含まれます。
要は、勝手に使うと危険な薬ということです。
それを自分で買って持ってこられても…責任は持てませんよね。
○日本のお薬の安全性試験は厳しい
日本では、1つのお薬が開発されてから世の中に出るまで10~20年かかります。
費用も300億円ほどかかる、と記載されている記事もありました。
なぜそんなことになるのかというと、
・有効成分の発見
・その成分の毒性試験(細胞に対しては?遺伝子に対しては?動物に対しては?など様々な角度から検査をします)
・製造環境の整備(大量生産できるのか、そもそも清潔な場所なのかなど)
などなど、やるべきことがとんでもない数あるからです。
なので、世界の中でも比較的厳しい基準なのかなと思います。
日本で発売されている薬は、これらの試験を通って国の認証を受けたものとなっています。
○日本と海外とでは安全性試験の基準が違う
では、海外ではどうなのか。
ある程度は統一されたものがありますが、全ての国で統一されているわけではありません。
ネットで購入したお薬もどこの国で作られたのかくらいはわかるかもしれませんが、どのような環境で作られたのか、どんな試験を通ってきたのか、そもそも本当に有効成分が入っているのか…それらはネットでわかるものではありません。
○ネットで薬を買うデメリット
厚生労働省にはなりますが、個人輸入するお薬などに対して
・日本と同じ基準で作られている保証はどこにもない
・不衛生な環境で作られている可能性
・虚偽の、または誇大広告されて販売されていることもある
・どんな成分がどのくらいの量入っているのかわからないので、副作用が出てもすぐに対応できない
・記載されている用法・用量が正しいのかわからない
といったことをデメリットとしてあげています。
例えばフィラリアのお薬で言えば、日本に多い小型犬用の用量なのか、有効成分は同じなのか、不純物は入っていないのか…それは獣医師にもわからないです
○メリットは無いのか。
そりゃ有ります。有るから買うヒトがいるのです。
・安い
・楽だから(病院へ行かなくても家に届く)
この2つで大体はカバーできてしまうのではないでしょうか。
安いと言っても数百円〜数千円。
健康被害を受けた時、最悪命に関わることを考えたら…あまりメリットは無い気がします。
副作用の無いお薬はありません。
国が要指示薬に指定しているのなら尚更。
身体に使うものだからこそ、安全に使ってもらいたいものです。
PS:というわけで、安全かどうか「知らん」と言われても許してあげてください。責任持てないですから。
では、また来週。
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“明日から使える生き物の不思議クイズ”
Q;最近の猫の寿命はどのくらい
A:6年
B:12年
C:16年
A;
これは簡単…と思うかもしれませんが、実は時代や環境によって違います。
ご飯に味噌汁をかけて与えていた時代は、大体12年くらいでした。
食生活や栄養状態から考えたら仕方のないことだったのかもしれません。
また、野良猫もあまり寿命は長くありません。
交通事故に遭ったり、別の動物にやられたり、感染症や栄養失調だったり。
近頃はキャットフードの普及や外に出さない飼育法が一般的になってきたおかげでかなり寿命は伸びてきました。
ということで答えはCの「16年」でした。
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〜番外編〜
「ちょんぼりちょぼり」
子供の頃歌った歌、皆さまどれくらい覚えていますか?
私は母が保育士なので割と覚えている方だと思うのですが、
時代によって歌の内容って変わるのでしょうか
と、言うのも、おたまちゃんが保育園で覚えたお歌を歌っているのの歌詞が自分の知っているものと違うんです
「おうまはみんなぱっぱかはしるう〜ぱっぱかはしるう〜(省略)おもしろ〜〜〜いね〜」
(一緒に口ずさむ)「はしるーはしるー」
「こぶたのしっぽ〜ちょんぼりちょんぼり〜ちょんぼりちょんぼり〜」
(こ、こぶた??ちょんぼり???)
一緒に歌うと置いてきぼりにされます
(いや、しかし、ちょんぼり歌詞かわいい笑)
おたまちゃんの生歌はこちら
肝心なちょんぼりパートがあまりとれませんでした
今週はここまで!
最後までお付き合い頂きありがとうございます!
また、来週