食の好みが合わない人(スタッフ)との食事って、皆さんどうしているのでしょうか。
好きなもの選んでもらって、食べられそうなものを少しずつ食べている獣医師youです。
登場人物紹介◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
;筆者です。動物のお医者さんやってます。割とポンコツです。
潮干狩り後、謎の体調不良に。
一晩で治りましたが、アサリの呪いだと思っております。
;動物看護師長。おたアヒママ(おたまアヒルのママ)。言いにくい。
アサリの呪いとかどうでも良いかのように美味しく頂きました。
;走り方が独特な3歳児。新人1号。おたまと呼ばれる。
あの大量のアサリがどこに行ったか…
なんて気にすることもなく、次の日には忘れていた様子。
;アヒル先生。新人2号。安定のハゲチャビン0歳児。
潮干狩り中は、妻さんの背中で熟睡していた。
思い出も何も無いと思われる。
:訳あって集まって来た動物たち。
:とにかくアサリのゴミを狙う。
中身が入っていなくてもおもちゃにできるもんね
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ある日のおたまちゃん
「おたまちゃん、パッパとデート(おつかい)しようか。」
「えーでーとぉ ウヘヘ」
(デートを知っているのか誰が教えたんだ)
「でーと、でぇと」テクテク
テクテク テクテク…
…
…「でーと、まだぁ」
「()ほら、あそこまでだよ」
「…あれがデートデート見えたね」
あぁ、デートは場所の名前だったんですね。
まだ理解してなくて安心しました。
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日頃気になるけどあまり教えてくれないシリーズとして、猫さんの顎下にできるアレについて解説していきます。
あ、痤瘡(ざそう)って言います。
大したものではないのですが、気になっちゃうと止まらなくなるやつです。
ちなみに若干、注意が必要なものでもあります。
○うちの猫にもあるの
多くの猫ちゃんにあります。
顎の下をよーーーく見てください。
黒い、プツプツとしたものが有るの、お分かりでしょうか
無ければ無い方が良いものなので、気にしないでください。
顎の下だけではなく、下唇の周り、場合によっては顔面全体にできる事もあります。
○で、これがなんなの
痤瘡(ざそう)と呼ばれる皮膚病の一種です。
アクネとも呼ばれる、ヒトで言うところのニキビです。
ニキビって言われると、なんだーと思われるかもしれませんが、ものによっては放っておくと大変なことになります。
○症状について
ただ黒いブツブツがあるだけで、本人は気にしていないことも多いです。
でも重症化すると、痒くなったり痛くなったり、いじることで出血します。
出血だけで済めば良いですが、毛が抜けたり、化膿したり、腫れてくる事もあります。
○原因は
色々と考えられています。
・食べかすがついたままで不衛生になっている
・毛包虫(アカラス、ニキビダニ)という寄生虫
・ウイルス・細菌感染
・皮膚糸状菌症(カビ)
・アレルギー
・ホルモンバランスの変化
・免疫が低下するような何か
・自分の毛自体に反応している などなど
と、たくさんあります。
最後の、自分の毛〜〜ですが、私もヒゲに反応してニキビっぽいものができますが、ヒゲを抜くと治るんですよね。
毛に反応するとか、正直意味わかりません。自爆ですよ、自爆。
今回はちょっと短いですが、治療法や予防法は次回にします。
長くなるとイラストレーター(妻さん)に怒られます
では、また。
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“明日から使える生き物の不思議クイズ”
Q;イヌが飼い主の顔を舐めるのはなぜでしょう
A:ご飯ちょーだいの合図
B:飼い主への服従のサイン
C:親愛の情
A;
顔を舐める、という行動は「子どもが母親に服従の気持ちを伝えてご飯をもらっていた」ことの名残りだと言われています。
なので、叱った後に顔を舐めようとしているのは「言う事聞くから(服従するから)許して」の意味と捉えるべきと思われます。
と言う事で、ここではBの「飼い主への服従のサイン」が答えとなります。
叱った後に顔を舐められても、わかってないでしょって叱らないであげてくださいね。
*こういった行動学的な話は諸説あります。ご理解ください。
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〜番外編〜
「趣味」
今回は短く
風に当たるのが趣味なんです
お散歩中に強風が吹くと興奮します
興奮しすぎてズッコケます
人工の風(ドライヤー)もだーいすき
さて、誰のことでしょう。
今週はここまで!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!!
また、来週もぜひお越しください