アジサイがとても綺麗な季節になりました
見に行きたくても雨で外出も億劫な今日この頃です。(写真は妻さんが撮ってきました)
ワンちゃんのお散歩もびちゃびちゃになってしまうのが嫌で、やーめたっとなってしまう方も多いのではないでしょうか
レインコートを着たワンちゃん、可愛いんですけどね。
さてさて、いつも見に来ていただいてるかたありがとうございます。
今回はついに病気の話をしてみようかと思います
前回が避妊手術のお話だったのでそれに絡めてみました
○子宮蓄膿症って?
その名の通り、子宮の中に膿が溜まってしまう病気です。
パイオとか、pyometra(パイオメトラ)とかって呼ぶこともあります。
放っておいたら死亡率のとても高い病気です。
避妊手術をしていない女の子だけにかかります。
○原因は何なんでしょう?
発情出血の後になり易い事から、性ホルモンが深く関係していると言われています。
出産経験がなかったり、長い間繁殖をしていない仔に多くみられます。
ネコちゃんよりもワンちゃんがかかり易いです(排卵の仕方が違うことがポイントなんですが、この話をすると長ーーーーーくなるのでやめときます)。
○どんな症状が出てくるの?
最近すごくおしっこが多くてお水をよく飲む、元気がない、食欲もない、陰部をよく舐めてる、そういえば発情出血が先月くらいに来てたなーーーという方、要注意です
さらに、うちの仔ちょっと歳なんだよなぁときたら真っ先にこの病気を疑います。
それほどよくなる病気なんです。
○え、それだけでこの病気が確定するの?
もちろん、検査します。
血液検査で腎臓の数値や炎症マーカー(CRPとかって言います)、白血球数なんかもみます。
超音波(エコー)検査は必ずやるんじゃないでしょうか。ソーセージみたいに太くなった子宮が見えたらアウトです。
あとはレントゲンかな。
○もし病気が確定されたら…?
詳しくは次回書こうと思っていますが、大抵の場合は緊急手術です。
手術になったら傷口もかなり大きくなります
あ…これはうちの仔怪しいぞ、と思ったらまず相談してみてください。
避妊手術してこなかった理由もそれぞれあると思うので、いくらでもお話聞きますよ
次回は治療法について書こうと思います。
また来週〜〜
余談、
うちのうなさんはとーーーーーーーーっても食いしん坊なんです
ご飯の音がすると
ご飯をしまってある棚の開く音がすると
カラカラという音がすると
飛んできます。
目がマジになります。
寝てる時とつみさんを追い回してる時以外はごはん〜にゃ〜と鳴いて鳴いて困ったもんです
ゴミ漁るしね。
つみさんはマイペースにちょくちょくご飯を召し上がる、猫らしい猫さんなので一緒のお皿だとまったく食べれなくなってしまいます。
なので、
うなさんはいつもケージの中でがっつき防止のペットボトルに穴を開けたものからご飯を食べています
ついついいじめたくなるらしい妻さんは
たまにつみさんの残ったご飯を
うなさんのケージの前に置いて見たりします
食べても食べても食べ足りないうなさんは…
なんとケージごと移動するのです